「阿諛追従」の意味や語源とは?難しい四字熟語の使い方と例文をご紹介!

日本人は、世界でもも最も難しい言語の1つ、「日本語」を話しています。
日常会話で当たり前に使っている言語ではありますが、実は「ひらがな」「カタカナ」「漢字」という3つもの形態を使い分けるって実は相当難易度の高いことだと思いませんか?
そんな難しい言語なのですから、表現の幅も非常に広く、全ての漢字を知っている・使いこなしているという人はこの世にいないかもしれませんし、知らない漢字があるという事もごくごく自然なことのように思います。
今回ご紹介する「阿諛追従」の中にも「諛」という難しい漢字が含まれていますね。
実は私も、「阿諛追従」という四字熟語を知る前まではこの漢字は知りませんでしたが、実際に書いてみることで四字熟語自体にも興味がわいてきました。
この記事では「阿諛追従」の意味や語源、英語・類義語表現や例文による使い方をご紹介します。

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「阿諛追従」の意味や語源

難しい漢字が出てくる「阿諛追従」ですが、4つの漢字の意味や関係性をしっかり理解すれば理解するのが難しいということはありません。
まずは読み方、次いで意味を一つずつ丁寧に解説していきます。

「阿諛追従」の意味

まずは読み方ですが、「阿諛追従」は「あゆついしょう」と読みます。
間違いやすい読み方としては、後半二つの漢字「追従」を「ついじゅう」と読んでしまいがちだということです。
「追従」という言葉を単体で使う時は「ついじゅう」と読んでOKですが、「阿諛追従」という四字熟語の中では「あゆついしょう」という読み方が正しいものです。間違いなくしっかり覚えておきたいですね。

「阿諛追従」の阿諛追従とは「相手に気に入られようとしてこびへつらうこと」「自分が気に入られたい人に対して媚びること」という意味です。

実権を握っている会社の上司に、自分の昇進のために媚びているような場合に使えそうな四字熟語だと言えますね。

「阿諛追従」の語源

では次に語源について見ていきましょう。

  • 「阿諛」は、「相手の顔色を見て気に入られるようにふるまうこと」
  • 「追従」は、「こびへつらうこと」

似た意味を持つ言葉をつないで意味を強めているのが分かりますね。

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「阿諛追従」の英語・類義語

どの国でも、阿諛追従な人間は存在するものです。
では、英語で阿諛追従とはどうやって表現するのでしょうか。また、日本語では類義語の表現があるのでしょうか。

「阿諛追従」の英語表現

「阿諛追従」を英語で言うと、下記のような表現が有用です。

  • excessive flattery

「excessive」という単語は、名詞を形容して「極端な」「過大な」という意味があります。そして「flattery」には「おべっか(上の者の機嫌をとること、媚びること)」「お世辞」という意味があります。
この二つを組み合わせて「極端にこびへつらうこと」という意味になり「阿諛追従」という英語表現になるというわけです。

  • adulation

「excessive flattery」の他にも「adulation」という1単語で「阿諛追従」を言い表すこともできます。
「adulation」は名詞で、「お世辞」という意味や「むやみな称賛」という意味があります。
大したことでもないのに「むやみに称賛」するという場合に、「阿諛追従」と同意語として使うことができます。

「阿諛追従」の類義語

「阿諛追従」の他にも、他人に媚びるという意味合いを持つ四字熟語には下記のようなものがあります。
・世辞追従(せじついしょう)
・阿諛迎合(あゆげいごう)
・巧言令色(こうげんれいしょく)

類義語にも出てくる「阿諛」「追従」など、共有している言葉もあるのでわかりやすいかと思います。
また、「お世辞」という言葉も、媚びるという言葉と同義で使われていることが見て取れますね。
「巧言令色」という類義語は、「巧言」には「相手に気に入られるために使われる言葉」、そして「令色」には「愛想よく取り繕った顔色」という意味があり、やはり相手に気に入られるための手法を表現した四字熟語です。

 

「阿諛追従」の使い方

「阿諛追従」は下記の例文のように使うことができます。

【例文】

  1. 「憧れの会社だったはずなのに、実態は上司にへつらう者ばかりの阿諛追従な職場だった。」
  2. 「いくら阿諛追従しても実績を積まなければ上には上がれないよ。」
  3. 「私は阿諛追従な若者が嫌いだ。正々堂々と勝負したまえ。」
  4. 「人間的に優れた人ほど阿諛追従を嫌う傾向にある。」
  5. 「私は若いころ阿諛追従にばかりは知っていたけれど、今ではそれが無意味だったことが分かって後悔している。」

元々、「人に媚びる」ということを悪いこととして表現している四字熟語なので、良い意味ではなく批判的な意味っであったり、反面教師的に使うことでうまく日常生活に取り入れられるでしょう。

上記で挙げたもの以外に、「阿諛追従」の類義語はこちらをご覧ください。

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阿諛追従よりも大切なこと

会社に入ると、もっと偉い人になりたいとか、お給料をアップさせたいなど色々な思惑が出てくることかと思います。
確かに、自分が培ったスキルや経験を正当に評価してもらってどんどんレベルアップしていくことは大事なことです。しかしそのために人に媚びることばかり覚えてしまうと、本末転倒ですよね。
阿諛追従な取り入り方ではなく、自分を磨いて正当に評価してもらうことに重きを置いて日々を過ごしていきたいものですね。

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