「大同小異」という四字熟語の意味と由来。使い方の例文を5つご紹介

毎日の食事の献立を、主婦の方はどのように考えるのでしょうか?
スーパーに行って陳列棚とにらめっこをする人、新聞・雑誌を参考にする人、最近では手軽にアプリで検索することもできるようになりました。それでも毎日のことになると、同じようなものが食卓に並べてしまいがちになり、家族に『おかずがマンネリ化してきたね』などと言われ、ムッとすることもあったりします。
この記事では「大同小異」の意味や語源、英語・類義語表現や使い方の例文をご紹介します。

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「大同小異」の語源は?意味は?

この「大同小異」という四字熟語は「だいどうしょうい」と読みます。数ある四字熟語の
中でも、簡単な読み方ですね。そんなシンプルな四字熟語ですが、細かいところまで理解することで、言葉の奥深さに触れることになりますね。

「大同小異」の語源

それでは「大同小異」の語源を解説していきます。漢字の組み立てられた歴史も合わせてみていくと面白いですね。

  • 「大同」・・・大きな世界(全体)では同じことを表現した言葉
  • 「少異」・・・小さな部分では異なったりすることがあることを表現した言葉

「大同小異」の由来は、中国の戦国時代に書かれた『荘子(そうし)』の中に出てくる四字熟語です。荘子は、紀元前370年~285年ごろの戦国時代を生きた思想家です。姓は荘で名は周、すなわち『荘子』は荘周によって書かれた思想を描いた書籍です。この本に出てくる『大同而与小同、此之謂小同異。万物畢同畢異、此之謂大同異』の故事成語が「大同小異」なのです。

「大同小異」の意味とは?

語源や由来からもわかるように、「大同小異」とは『細かい違いはあっても、ほとんど同じである』という意味です。
「大同小異」は、現代人にとってどちらでもよい些細な事柄も、昔の人々にとっては思想論として議論されるほどであったと想像すると、何とも面白いですね。

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「大同小異」を英語・類義語で表現してみよう

それでは次に「大同小異」を英語・類義語に表現すると、どのような物になるのかご紹介していきます。

「大同小異」の英語表記

「大同小異」を英語で表現すると、以下のようになります。

  • nearly alike・・・大同小異の
  • muchness・・・相似

上記の英語を使うと以下のような例文になります。
They are all much of a muchness.(どんぐりの背比べだ)
このように、「大同小異」をわかりやすく表現すれば、英語も日本語問わず子どもたちににも伝えやすくなるでしょう。

「大同小異」の類義語

また、「大同小異」の類義語にはどのようなものがあるでしょうか。

  • 「同工異曲(どうこういきょく)」
  • 「五十歩百歩(ごじっぽひゃっぽ)」
  • 「似たり寄ったり」

「似たり寄ったり」と言えば、当事者にとっては譲れないことが第三者から見ると、同じようなことであったりと微笑ましくも感じる四字熟語のかしこまった雰囲気とは違い、優しく表現できますね。

 

「大同小異」を使った例文

それでは「大同小異」がどのような状況で使われるのか、例文をいくつかご紹介していきます。

  • 「このお店のメニューは大同小異だね」
  • 「毎日着るものに悩み、大同小異なファッションになっている」
  • 「あなたと彼女はよく張り合っているけれど、見ている方からすれば大同小異だよ」
  • 「このプランは大同小異で面白みがない」
  • 「どちらのカメラも大同小異なものだね」

このように、どれもそれほどの変化はないといった表現ですが、何気ない普段の会話で「大同小異だね」と言われたら否定されたような感情も芽生えるので、ビジネスや討論において使うのがより合っているのかもしれません。

 

昔から伝わる漢字の意味

遥か彼方の人により表現された言葉である「大同小異」について解説してきました。
現代では、めまぐるしく変化する社会で生き抜くために、少々の違いなど掘り下げて討論することもないでしょう。
しかし、私たちの先祖はそんな些細な事柄も真剣に討論し、その違いを理解していったからこそ何世紀もの間、受け継がれる言葉として残されているのではないでしょうか。そんな昔から伝え続けている言葉は、今の私たちになくなりつつあるものを再確認させてくれるためにあるのかもしれませんね。
また、冒頭で紹介していたことが“なぜ大同小異と関係あるのか”わかったのではないでしょうか。

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