「玉石混交」の意味や故事による由来とは?使い方の例文と注意点!

夏や冬のセールでお店に行って「掘り出し物」を発見すると、とてもラッキーな気分になりますよね?
「掘り出し物」は様々な価値の良い物と悪い物が混ざっていて、その中からきらめく逸品を発見することです。そのように、良い物と悪い物が入り混じっている様子を表す言葉に「玉石混交」という四字熟語があります。見聞きしたことがあるかもしれませんが、使用するタイミングわかりますか?
この記事では「玉石混交」の意味や語源、英語・類義語の表現や使い方の例文をご紹介します。

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「玉石混交」の意味と語源

「玉石混交」の意味

それでは「玉石混交」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「玉石混交」は「ぎょくせきこんこう」と読みます。
「玉石混交」とは「良いものと悪いもの、優れたものと劣ったものが入り混じっていること」という意味です。
元々「玉石混淆」という漢字が正式です。「淆」が常用外の漢字であったために「交」という漢字が使われるようになりました。

「玉石混交」の語源

続いて「玉石混交」の語源をご紹介します。

「玉石混交」は、中国の三大宗教のうちのひとつの道教(どうきょう)の研究家である葛洪(かっこう)と言う人が著した「抱朴子(ほうぼくし)」に記されています。
葛洪さんは「昔は、書の内容を良い物か見極める人物がいたけれど、今の時代(葛洪さんのいた283~343年頃)は良い物を評価できる人がいなくなった」と言い、「眞僞顚倒(しんぎてんとう)し、玉石混淆す」=「本物と偽物とが逆になり、入り混じっている」と言っています。

ここから「良い物と悪い物が混じっている」という意味の四字熟語である「玉石混交」ができました。
いつの時代も昔は素晴らしかったという人がいるものですね。
「玉」は「宝石」で「本物」ということ、「石」は「価値のない石」で「偽物」ということを表しています。「混交(混淆)」とは「異種のものが入り混じること。そういうものを入り混じらせること」という意味で、「玉石混交」は「宝石もただの石もいり混じっている」という意味になります。

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「玉石混交」の英語表現と類義語

「玉石混交」の英語の表現

次に「玉石混交」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • Mixture of good and bad things(玉石混交)

【例文】

  • This world is a mixture of good and bad things.(この世界は玉石混交だ)
  • An employee of that company It is a mixture of good and bad things.(あの会社の社員は玉石混交だ)

「Mixture」は「混合物、混合」という意味、「things」は「物事」で「good and bad」=「いい物と悪い物」で「良い物と悪い物が混合している」ということを意味しています。

「玉石混交」の類義語

「玉石混交」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 玉石同架(ぎょくせきどうか)
  • 魚目混珠(ぎょもくこんしゅ)

「玉石同架」とは「価値があるものと、ないものが入り混じっていること」という意味です。
「魚目混珠」とは「本物と偽物が入り混じっていて見て区別できないこと」という意味で「魚目」は魚の目玉のことで、魚の目玉は宝石のように澄んでいて綺麗に見えるけれど、価値はないということから「似ているけれど全く違うもの」ということを表しています。

 

「玉石混交」の使い方

最後に「玉石混交」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「このクラスは玉石混交だけれど仲がとっても良い」
  2. 「玉石混交の詩集から良い物を見つけ出す」
  3. 「このシステムは玉石混交だからおすすめはしない」
  4. 「あの店の商品は玉石混交だからよく吟味しなければいけない」
  5. 「玉石混交の中から良い物を見極めるのはとても難しい」

「玉石混交」は人に対しても使用できますが、主に物に対して使用することが多いです。

 

人物に対して使用するとき

「玉石混交」はたくさんある物の中に良い物と悪い物が入り混じっていることです。
人物に対しても使用できますが、人物を安易に「良い」「悪い」と区別することはできません。人物に対して使用する場合は十分ご注意ください。

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