「意味深長」の意味や由来とは?英語や類語、使い方の例文をご紹介

あなたは「意味深長」という四字熟語をご存知ですか?普段はあまり使用しないでしょうか。
なんだか「意味深」の親戚みたいな言葉ですね。「意味深」ならよく使うと思いますが、「意味深長」ってどんな場面で使われるのでしょうか。
漢字だけで判断すると「意味が深くて長~い」というイメージなのですが実際のところはどんなことなのでしょうか。
この記事では「意味深長」の意味や語源、英語・類義語の表現や使い方の例文をご紹介します。

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「意味深長」の意味と語源

「意味深長」の意味

それでは「意味深長」の意味をご紹介します。
その前に「意味深長」の読み方について、「いみしんちょう」と読みます。
「意味深長」とは 「人の言動などの表現内容が奥深くて含みのあること、表面上の意味の他に別の意味が隠れていること」という意味です。
言葉の中に表面上の意味と裏側の意味が含まれているということです。
「深長」を「慎重」「伸長」「深重」と書き間違えやすいのでご注意ください。
そして「意味深(いみしん)」という言葉は「意味深長」を略した語で「意味深長」と同じ意味で使われます。「意味深」の方がなじみ深いですね。

「意味深長」の語源

続いて「意味深長」の語源をご紹介します。
中国王朝の南宋(なんそう)にいた儒学者、朱熹(しゅき)さんの「論語序説(ろんごじょせつ)」に以下のようなことが記されていました。
『自分は17~18才から「論語」を読み、文章の意味は理解しているつもりであった。
しかしながら、「論語」を読めば読むほど、文章とは「意味深長」だと感じた。』
朱熹さんは「論語」を若い頃からずっと読んでいて、「論語」に書いてある文章の意味を解っていると思っていたけれど、何度も読み返すうちに理解していた意味とは違う意味が隠されている気がして奥深いと言っています。
「意味」とは「言葉(単語・用語など)が持っている概念(がいねん)のこと、言葉の表す内容」ということで「深長」とは「言葉の意味などに深み・含みがあって複雑なこと」ということです。
何気なく読んだ文章も、表面上だけの意味を捉えれば当たり前で普通のことしか言っていなくても、何度も読み返えしたりその言葉を綴った人の状況など考えながら読めば隠されている違った意味も見えてくるということですね。
俳句や和歌、短歌などは少ない語の中にたくさんの意味や心情が隠されています。
それもまた「意味深長」です。
朱熹さんのいた時代は、日本でいうと鎌倉時代頃なので「意味深長」という言葉は1000年も昔にできた言葉で、現代も「意味深」と少し短くはなっていますが、よく使われる言葉のひとつです。

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「意味深長」の英語表現と類義語

「意味深長」の英語の表現

次に「意味深長」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

Expressive(表情豊かな)

【例文】

  • He says that the meaning of expressive(彼は意味深長なことを言う)
  • This book is expressive content(この本は意味深長な内容だ)

「Expressive」は、文章にいろいろな意味が含まれていることがある場面で使用されます。

「意味深長」の類義語

「意味深長」と似た意味を持つ言葉をご紹介します。

  • 意在言外(いざいげんがい)
  • 微言大義(びげんたいぎ)

「意在言外」とは「自分の考えを意図的に曖昧にし、相手に推察させること」という意味です。「微言大義」とは「微妙な言い回しに含まれた重要な意義。大切な意味を持つ奥深い言葉」という意味で、「微言」は奥深い言葉、「大義」は深い道理という意味を表しています。
どちらの四字熟語も、「意味深長」と同じで表の意味の奥に他の意味が含まれていることを言います。

 

「意味深長」の使い方

最後に「意味深長」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「この手紙には意味深長なことが隠されていて、単なる近況報告ではなさそうだ。」
  2. 「彼の言葉はいつも何か含みのある言い方で意味深長だ」
  3. 「ただのメモ書きかと思ったら意味深長なメッセージのようだ」
  4. 「毎朝やってる近所の主婦同士の会話は世間話かと思っていたが考えてみると、とても意味深長な内容だった」
  5. 「君の発言はストレートで意味深長な部分が少しもない」

例文のように「意味深長」の使い方は、裏に何かあるのではないかと感じた場面で使われることが多いのです。

「意味深」という意味では、こちらの四字熟語も使い方が似ていると言えますね。

 

深読みしすぎにご注意

「意味深長」の意味を理解して、相手の言葉を深読みしすぎても表の意味だけしかない場合もあります。
相手には裏の意味はないのに「実はこういう意味で言っているんでしょう?」などと訊いてしまい仲をこじらせてしまう場合もあるので、そこは慎重になった方が良いですね。
ちなみにこの記事は「意味深長」な内容はありません。

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