「弱肉強食」の意味と人間社会での使い方!使える例文を5つをご紹介!

「弱肉強食」は、日常でもよく目にする四字熟語ですね。一度は耳にしたことがある人も多いでしょう。しかし何となく言葉は知っていても、本来の意味はハッキリと分からず使っている人も多いのではないでしょうか。「弱肉強食」とはどのような意味で、どんな場面で使われるのでしょう。
この記事では「弱肉強食」の読み方・意味・語源はもちろん、英語・類義語表現と使い方の例文をご紹介します。

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「弱肉強食」の意味や語源

「弱肉強食」の意味

「弱肉強食」は、「じゃくにくきょうしょく」と読みます。
「弱肉強食」とは、「強いものが弱いものを餌食として、栄えること」という意味です。
自然界では、肉食動物が草食動物を襲って生きています。人間社会でも、権力を持った者がそうでない者を利用して、自らの利権の肥やしにする比喩として使われています。

「弱肉強食」の語源

「弱肉強食」の由来は、中国・唐の時代の学者、韓愈(かんゆ)の言葉から来ています。彼が仏僧の文鴨へ送った「送浮屠文鴨師序」という送別の辞に、以下のような文章があります。

「懼物之為己害也 猶且不脫焉 弱之肉強之食」
(他のものが自分に危害を加えることを恐れるが、免れることはできない。弱いものの肉は強いものの食となる。)

ここから「弱肉強食」の言葉が一般にも広まり、人間社会を表す言葉としても使われるようになりました。「弱肉強食」が昔の中国で生まれた言葉というのは意外ですね。

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「弱肉強食」の英語表現と類義語

「弱肉強食」の英語表現

「弱肉強食」は、英語で以下のように表すことができます。

  • survival of the fittest(一番適した者が生き残る)
  • the law of the jungle(ジャングルの掟)
  • dog-eat-dog world(激しい戦いの世界)

「survival of the fittest」とは、「一番適した者が生き残る」という意味の言葉です。「the law of the jungle」は直訳で「ジャングルの掟」です。厳しいジャングルの世界で生き残るには、強さを武器に勝ち抜くしかありません。「Dog-eat-dog world」とは「喰うか喰われるかで争う」激しい競争社会を表す単語です。

「弱肉強食」の類義語

「弱肉強食」の類義語は、以下の言葉です。

  • 優勝劣敗(ゆうしょうれっぱい)
  • 適者生存(てきしゃせいぞん)

「優勝劣敗」とは、「能力の優れた者が勝利し、劣る者は敗れる」という意味です。厳しい勝負の世界を表す言葉と言えますね。
「適者生存」は、社会進化論を唱えた哲学者、ハーバート・スペンサーが生み出した言葉です。環境に最も適した生物が生存するという意味で、生物種が生き残るのに、捕食者・非捕食者であるかは関係ないという理論です。
このように「弱肉強食」と似ている熟語は数多く見受けられます。

 

「弱肉強食」の使い方

それでは、「弱肉強食」の使い方を例文で見ていきましょう。

【例文】

  1. 「スポーツで生きていくのは厳しく、弱肉強食の世界だ。」
  2. 「出世争いが繰り広げられ、社内で弱肉強食の様相を呈する。」
  3. 「自然界での弱肉強食の有様を目の当たりにする。」
  4. 「常に弱肉強食の世界にいることを自覚すべきだ。」
  5. 「資本家が労働者を搾取する弱肉強食には賛成できない。」

「弱肉強食」は、元は自然界の肉食動物と草食動物の関係を表した四字熟語でした。
現在では、社会の厳しい競争においても、弱肉強食という例えでもよく使われます。
日常会話でもよく用いられる言葉なので、用法を覚えておきましょう。

 

「弱肉強食」の社会

自然界では強い者が勝ち、弱いものは淘汰される掟に従って、生物は生きています。しかし、草食動物が少なくなると次第に肉食動物も淘汰され、結果的に自然界全体のバランスが保たれています。
人間社会においても一部の権力者が富を得て、その他の労働者は搾取される弱肉強食の様相が見られますが、社会全体のバランスを考慮して変革していくことが大切ですね。

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