「故事来歴」の意味や語源とは?使い方の例文【英語・類語】

私の地元には、山のような大きな岩が川を挟んで一つずつあります。地元の人しか知らず、大きさが異なり、大きい方は男岩、小さい方は女岩と言われ、年一度、男岩から女岩まで巨大な「しめ縄」を渡して、お祭りを行っています。この二つの岩に古くから伝わっているお話がいくつかあり、小学生の頃にそれを学習します。あなたの街にはそのような物がありますか?
このように、物事の言い伝えについて表したことを「故事来歴」と言います。
普段はあまり聞くことがない言葉ですね。
どんな場面で使うと良いのか、この記事では「故事来歴」の意味や語源、英語・類義語の表現や使い方の例文をご紹介します。

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「故事来歴」の意味と語源

「故事来歴」の意味

それでは「故事来歴」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「故事来歴」は「こじらいれき」と読みます。

「故事来歴」とは「古くから伝わっている事柄について、伝わってきた由来や歴史」という意味です。
また「古事来歴」とも書くこともあります。
古い物についてだけではなく「四字熟語」や「慣用句」「ことわざ」などの言い伝えのことも「故事来歴」と言います。
まさに、この記事が「故事来歴」の「故事来歴」なのです。

「故事来歴」の語源

続いて「故事来歴」の語源をご紹介します。
「故事来歴」の語源は「故事来歴」と言うほど逸話となるお話などはありませんが、二語に分けて解説していきます。
まず「故事」とは「古くから伝えられている話」のことで、中国の古典に書かれている四字熟語の教えや日本のことわざや慣用句を「故事成語」「故事成句」(こじ せいご、こじ せいく)と呼びます。また、「古事来歴」と書く「古事」も「故事」と同じ意味を持ち、日本最古の歴史書「古事記」はこちらの「古事」を使用しています。
次に「来歴」とは「物事がこれまで経てきた歴史、由来」のことです。人物の出来事は「履歴」と呼び、物事の出来事は「来歴」と区別します。
「古事来歴」には、大昔の出来事がたくさんあるので大切に次代に伝えていかなければなりませんね。

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「故事来歴」の英語表現と類義語

「故事来歴」の英語の表現

次に「故事来歴」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • origin and history(故事来歴)

【例文】

  • To inquire into the origin and history of a phrase(言葉の故事来歴を探る)
  • Island of the origin and history(島の故事来歴)
  • Deep origin and history(奥深い故事来歴)

「origin」は「原点、起源、由来」という意味で、「history」は「歴史、歴史学」という意味です。「origin and history」の直訳は「由来と歴史」で発端からはじまり現在までの出来事のことを表しています。

「故事来歴」の類語

「故事来歴」と似た意味を持つ言葉をご紹介します。

  • 故事由来(こじゆらい)

「故事由来」とは「故事来歴」と同じ意味を持っていますが、「故事来歴」の方が断然使用率は高いです。

 

「故事来歴」の使い方

最後に「故事来歴」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「日本の故事来歴に興味が湧いてきた」
  2. 「ことわざの故事来歴を覚えて沢山使えるようになりたい」
  3. 「父は故事来歴に詳しく色々なことを教えてくれた」
  4. 「お坊さんのお説教は故事来歴のものもあって、とても為になることが多い」
  5. 「この場所の故事来歴を知らなくても、十分に観光を楽しめた」
  6. 「この土地の故事来歴は日本の歴史上重要なことだった」

「故事来歴」は普段使うことは少ないかもしれませんが、覚えておくと物事の「故事来歴」を説明するときに便利ですね。

 

必ずある「故事来歴」

物事には必ず発端と経過、結果があり、それをまとめた言葉が「故事来歴」です。
あなたの近くにある場所・物などすべてに「来歴」はあり、その「来歴」が古いものは「故事来歴」と言えます。
「故事来歴」という言葉を使う場面は限られますが、身の周りの「故事来歴」に興味を持ってみるのも面白いですね。

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