「未来永劫」の意味と使い方の例文を5つご紹介!仏教による由来とは?

あなたが考える「未来」とはどのくらい先のことを言いますか?1年以内?5年後?それとも10年後?100年以上後のことでしょうか?
人によって想像する未来は違いますが、想像できないほど気の遠くなるような未来を表現した「未来永劫」という言葉があります。
よく聞くのは「未来永劫~を約束する」のような言葉です。なんだか大げさな感じですよね。簡単に「未来永劫」とは言いますが一体どのくらいの時間のことを表しているのでしょうか。
この記事では「未来永劫」の意味や語源、英語・類義語の表現や使い方の例文をご紹介します。

スポンサーリンク

 

「未来永劫」の意味と語源

「未来永劫」の意味

それでは「未来永劫」の意味をご紹介します。
まず「未来永劫」の読み方について、「みらいえいごう」と読みます。
「永」は「よう」と読む場合もあり、「みらいようごう」とも言います。

「未来永劫」とは、「これから先の果てしなく長い年月、永遠の歳月、永久」という意味です。
「未来永劫」とは、終わりのない長い時間を表しています。

「未来永劫」の由来

続いて「未来永劫」の由来をご紹介します。
この「未来永劫」という言葉のポイントは、「劫」という漢字です。そして由来は意外なことでした。内容は以下の通りです。
仏教語で「劫」とは「こう」と読み、意味は「とてつもなく長い時間」ということです。
この「劫」は「億劫(おっくう)」という言葉に使われていますよね。「億劫」の意味は「面倒くさい」です。

「億」は「数の単位、とても数量が多い」ことをいいます。「億劫」とは元々「何億年もの長い時間」という意味で使われていました。
何故「とても長い時間」が「面倒くさい」という意味になったのか、所説があるので一つご紹介します。大昔に四方が千里(約4千キロ)の石山があり、この山に鶴が近づき羽根で山を撫でて少しずつ崩しました。これを千年に一度ペースで繰り返し、やっと山が無くなったのが「一劫(40億年)」という時間だったということです。
「億劫」もかかったということで、要するに鶴も面倒くさくなるくらいの時間から「億劫」が「面倒くさいこと」という意味になったというお話です。
この「億劫」は初め「おっこう」と読んでいましたが、「おっくう」とナマって読まれるようになりました。

「未来永劫」とは仏教語です。「永劫」というのは「とてつもなく、果てしなく、長い時間」という意味で「永」は「長い、遠い、限りない」ということです。そこに鶴も面倒くさくなるような果てしない時間の「劫」を合わせて、「人が想像もつかないような気の遠くなるくらいの年月」であることを印象付けているのです。
さらに「未来」と付け加え、過去でも現在でもなく「想像もつかないくらいの長いこれから先のこと」を表現する言葉として誕生しました。
地球はどれほど果てしない歴史があるのかと考えてしまう由来です。

スポンサーリンク

「未来永劫」の英語表現と類義語

では、次に「未来永劫」の英語と類語表現について見ていきましょう。

「未来永劫」の英語の表現

次に「未来永劫」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • for eternity(未来永劫に、永遠に)
  • Forever(永久に)

「for」は「~へ向かって」と前向きな意味がありますから「eternity」の「永遠の、永久の」と合わせ「for eternity」は「未来永劫」となります。

【例文】

  • endure for eternity(永遠に存続する)
  • Not war forever(未来永劫戦争しない)

英語では「Forever」を使用する場合が多いようです。

「未来永劫」の類義語

「未来永劫」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 万劫末代(まんごうまつだい)
  • 来来世世(らいらいせせ)

「万劫末代」とは「遠い先の世のこと、これから先ずっと、限りない時間」という意味で、ここにも「劫」の字が使用されています。
「来来世世」とは「来世のまた次の来世、生まれ変わりを繰り返される長い未来」という意味です。「来世」のそれぞれの字を重ね、意味を強めた語になります。

 

「未来永劫」の使い方

最後に「未来永劫」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「この会社が未来永劫続くように社員一丸となって頑張ってほしい」
  2. 「楽しい時間が未来永劫続けばいいと思ったが束の間だった」
  3. 「私のポリシーは未来永劫変わらない」
  4. 「君との約束を未来永劫に破ることはない」
  5. 「戦争のことは未来永劫伝えていかなければならない」
  6. 「何度生まれ変わってもこの地球が未来永劫存在していますように」

例文のように「未来永劫」は、この先の予測不可能な時代のことを指して使われる言葉です。

「未来永劫」が永遠に変わらないのに対して、こちらの四字熟語は「変わらないものはない」という対義語の四字熟語と言えます。

「諸行無常」とは?簡単に意味や使い方の例文をご紹介

「万物流転」の意味や使い方の例文をご紹介

 

気軽に使いすぎると「未来永劫」大変です

「未来永劫」をご紹介してきましたが、いかがでしかた?
実際に使っていただきたいと思いますが、あまりにも気軽に使いすぎて守れない約束などをしてしまわないように気を付けましょう。
「未来永劫」は自分の人生を終えた後のことを指しているから、責任がないなんて思わないでくださいね。あなたの子孫やあなたが生まれ変わった時にも「未来永劫」は続いているのです。

スポンサーリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください