「戦々恐々」とはどんな意味?英語・類義語表現と使い方をご紹介

「戦々恐々」…見ただけでなんとなくゾッとする四字熟語ですよね。
会話の中でも一度は聞いたことがあるという人も多いと思いますが、どういう場合に使われていたか思い出すとちょっとイメージがわく言葉でもあります。
この記事では「戦々恐々」意味や語源、英語・類義語表現や使い方の例文をご紹介します。

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「戦々恐々」の読み方、意味や語源とは

それではまず、「戦々恐々」の基本から押さえていくことにしましょう!

戦々恐々の読み方

「戦々恐々」は「せんせんきょうきょう」と読みます。
実はこの四字熟語、漢字は2種類しか使われていません。そう、「戦」と「恐」です。
「々」はというと、実は漢字ではなく「踊り字」という記号なんです。
この記号が使われている時は、「ここには前と同じ漢字が繰り返し使われるよ!」という意味です。だから「戦々恐々」の場合も「せんせんきょうきょう」と読めるわけなんですね。
記号で示されているのが普通ではありますが、「戦戦恐恐」と書いてもOKです。
また、「恐々」の部分は元来「戦戦兢兢」と書かれていました。この違いは次で説明していきますね。

ちなみに余談ですが、文字を変換する時に「々」という字だけ打ちたい時、あなたはどうしていますか?
「次々」「戦々」のように前の漢字と一緒に書いて、前の文字だけ消していたりしませんか?(私も方法を知るまではそれしかできませんでした…)
「々」という記号だけを打ちたいときは、「おなじ」や「くりかえし」と打って変換してみてください
この記号が出てくるはずです。

「戦々恐々」の意味

早速、豆知識の紹介に脱線してしまいましたが、「戦々恐々」についての話に舵を戻しましょう。
「戦々恐々」とは「緊張したり恐れたりしてびくびくする様子」という意味です。
前半の「戦々」も後半の「恐々」も、どちらも「おそれる」という意味があるので、同じ意味の言葉同士を用いることによって意味を強めています!

また、上記で少し触れた「戦々恐々(戦戦恐恐)」と「戦戦兢兢」の違いについてですが、
「戦戦兢兢」という言葉に少し独特のニュアンスが含まれています。
「兢」という漢字の半分、よく見ると人の形に似ている気がしてきませんか?
それもそのはず、この「兢」は人が並んで神に祈る字形なんです!
つまり、「戦戦兢兢」には、「おそれつつしんで祈る」という意味が含まれている、というわけですね。
「戦々恐々」には祈るというニュアンスは含まれないので、若干意味が異なるのです。

戦々恐々の語源

ではこの言葉はいったいどこから生まれてきたのでしょうか。

「戦々恐々」という言葉が最初に使われたとされているのは、詩経という中国の書物だとされています。
その中の一文にこのようなものがあります。
「戦戦兢兢 如臨深淵 如履薄氷」
この一文を日本語で読むと、「戦戦兢兢として、深き淵に臨むが如く、薄き氷を履むが如し」となります。
簡単に訳すると、「深い淵をのぞきこむ時のように、また薄い氷の上を歩く時のように、こわごわと慎重に行動すると。」となります。
深い淵をのぞきこむのも落ちやしないか心配だし、薄い氷の上を歩くのも氷が割れやしないかと心配ですよね。
そういった心配を伴う何かに臨むときに、怖がりながら慎重に行動するさまを表してあります。
この文章が戦戦兢兢という言葉が最初に使われたものだとされています。

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「戦々恐々」の英語・類義語

では次に、「戦々恐々」という言葉の表現の幅を広げていきましょう。
まずは日本語で、違う言葉でも同じような意味を持つ言葉を、その次に英語で「戦々恐々」とはどのように表現するかをご紹介します!

戦々恐々の類義語とは?

同じ意味の四字熟語としては、

  • 戦戦慄慄
  • 小心翼翼

などがあります。

こちらも「戦々恐々」のように、恐れる四字熟語ですね。是非参考にしてください。

「戦々恐々」を英語で表現すると?

  • filled with trepidation

ここで使われている単語のうち、
「trepidation」とは「怯え」という意味なので、全体の意味としては「恐怖で満たされる」のような和訳がふさわしいですね。

  • trembling with fear

ここで使われている単語のうち、
「tremble」は動揺する、身震いするという意味です。
つまり文全体を訳すると、「恐怖にふるえる」というような和訳がピッタリでしょう。
どちらも「戦々恐々」の意味にぴったり当てはまりますね!

 

「戦々恐々」の使い方

それでは最後に、「戦々恐々」の実践編といきましょう。

【例文】

  1. 「いよいよ入試を明日に控えているだけあって皆戦々恐々としている。」
  2. 「昨日授業をさぼっちゃったから、今日先生に合うのに戦々恐々としてしまう…」
  3. 「社長と二人で食事なんて戦々恐々以外のなにものでもないよ…」
  4. 「昨日両親がけんかしていた事もあって、家じゅうが何となく戦々恐々としている。」
  5. 「そんなに戦々恐々とせず平常心で臨めばきっとうまくいくさ!」

基本的な使い方としては「~とする」という言葉を最後にくっつける方法が一般的です。
他にも「戦々恐々と~する」のように、~の部分に動詞を入れても使えます
「結末を戦々恐々と見守る」のように使えば、その様子がありありと見えてきますよね。
色々な組み合わせを試してみましょう。

 

実は知らなかった戦々恐々のあれこれ

元々耳なじみのある言葉だったと思いますがいかがでしたか?
「戦々恐々」という言葉を知ることによって派生的に豆知識もご紹介できたので、この「戦々恐々」という言葉の意味だけではなく日本語のあれこれもインプットされたと思います
是非、日常生活でも活用してみてくださいね。

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