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芸能の世界やスポーツの世界や芸術の世界など、様々な分野で活躍している人がいますよね。
その中でも素晴らしいい能力を持ち、輝いて見える人がいます。そのようなことを「才気煥発」と言いますが、あなたの周りには「才気煥発」の人がいますか?もしかしてあなたが「才気煥発」な人かもしれませんね。
ですが、「才気煥発」って、なんて読むの?と思った方もいると思います。
見たこと、聞いたことがないし、意味も詳しく知らない人もいるのではないでしょうか。
この記事では「才気煥発」の意味や語源、英語・類義語の表現や使い方の例文をご紹介します。
「才気煥発」の意味と語源
「才気煥発」の意味
それでは「才気煥発」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが、「才気煥発」は「さいきかんぱつ」と読みます。
「才気煥発」とは「優れた才能が外にあふれ出ること、その様子」という意味です。
優れた才能があり、あふれ出るとはとても羨ましいです。
スポーツ選手は「才気煥発」の代表ですね。
「才気煥発」の語源
続いて「才気煥発」の語源をご紹介します。
「才気煥発」を二語に分けてご説明すると、以下の通りです。
まず、「才気」とは「頭脳の鋭い活発な働き」という意味で、よく気が付いたり物事を巧みに処理する能力のことを表します。「才気あふれる若者」などと、使用されることが多い語句です。
次に「煥発」は「火の燃え出るように美しく輝き現れ出ること」という意味で「才気煥発」以外はほとんど使用されない語句です。
「才気煥発」は「鋭い活発な頭脳が、炎のように美しく輝き表にあふれ出ている」ということで、とても漫画チックなイメージですね。
「才気煥発」の英語表現と類義語
「才気煥発」の英語の表現
次に「才気煥発」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。
- brilliant(さんさんと輝く、才能)
- very intelligent(才気煥発の)
- resourceful(才覚がある)
【例文】
- People with brilliant(才気煥発の人)
- of a person, to appear very intelligent(いかにも才気煥発な感じである)
「brilliant」とは本来「(宝石、日光が)光り輝く」ということでブリリアントカットなど言われ、ダイヤモンド(宝石)が最高に輝くようにする研磨方法です。
「才気煥発」の類義語
「才気煥発」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。
- 才学非凡(さいがくひぼん)
- 脱俗超凡(だつぞくちょうぼん)
「才学非凡」とは「学問において、並はずれの優れた才能をもっている」ということで、「非凡」とは「一般よりずっと優れている」ということです。「才気煥発」は色々な才能のことに対し、「才学非凡」は学問と限定されています。
続いて「脱俗超凡」は「世俗を超越し、凡人の域を抜き出ていること」という意味で、これはもう人間の域を超えている可能性がありますね。神様か、仏様かもしれません。
「才気煥発」の使い方
最後に「才気煥発」の使い方を例文でご紹介します。
【例文】
- 「親ばかですが、生まれながらにして我が子は才気煥発だと思う」
- 「才気煥発のこの弟子は、100年に1度の逸材だ」
- 「この選手は才気煥発で、目覚ましいい活躍をしている」
- 「小さいころから才気煥発だった彼は、歳をとっても、その才能は衰えていない」
- 「才気煥発の彼女の発想は、世界中を救った」
例文のように「才気煥発」とは、人の才能を高く評価する場合に多く使われます。
こちらは、天才的な才能がある時に使う四字熟語です。
こちらは、優れた才能があることを隠す謙虚な四字熟語です。
日常ではあまり使用されない
「才気煥発」は日常ではあまり使用されません。それは「才気煥発」という言葉が本当に才能があって、その才能が活かされ光り輝いて溢れていることを表すからです。
そのような人には、滅多にお目にかかることはできません。すべての人には何らかの才能があるとは思いますが、それを輝かせるまでに至っていないと思います。
ちょっとやそっとの「才能」では「才気煥発」を使用しない方が良いでしょう。
本当に才気が光り輝いている人に対して使用するのが理想です。
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