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会社に勤めていると、「談論風発」の場面に遭遇することも多いですよね。私も、「談論風発」で会議が長時間に及ぶという経験を何度もしたことがあります。「談論風発」すると、様々な意見が出るので勉強にはなりますが、やっぱり長時間となると少し疲れてしまいますね。でも、家族や友達と「談論風発」することは大好きです。特にお酒を飲みながら、リラックスした状態で「談論風発」するのが最高ですね。
ところで、「談論風発」の意味ってご存知ですか？
この記事では「談論風発」の意味や語源、英語の表記や類義語、使い方の例文をご紹介します。
「談論風発」の意味と語源
「談論風発」の意味
はじめに、「談論風発」の意味についてご紹介したいと思います。
まずは読み方ですが、「談論風発」は「だんろんふうはつ」と読みます。
「談論風発」とは「盛んに談話や議論が行われること」という意味です。
「積極的に話し合う」「話が盛り上がる」などといった意味ですね。
「談論風発」の語源
次に、「談論風発」の語源についてご紹介します。
「談論」は、「話」や「語る」という意味の「談」と、「意見」や「理論」という意味の「論」という言葉が組み合わさってできた言葉で、「談話」「議論」「討論」という意味があります。つまり、「話し合い」「意見交換」「お喋り」を表す言葉ですね。
続く「風発」は、「風が吹き起こること」という意味です。また、その様子から「風が吹くような勢い」や「勢いがあって盛んなこと」という意味もあります。
このことから、「談論風発」が「勢いがある談話や議論」「激しい討論」などといった意味になることが分かりますね。
「談論風発」の英語表現と類義語
「談論風発」の英語の表現
続いて「談論風発」が英語でどのように表現されているのかをご紹介します。
- Flourishing discussion（談論風発）
- Spirited discussion（談論風発）
【例文】
- They flourishing discussion（彼らは談論風発している）
- Night fell while the spirited discussion（談論風発している間に夜が更けた）
「flourishing」は「盛んな」という意味で、「spirited」は「活発な」という意味です。そして、両方に使われている「discussion」は「議論」という意味です。
なので、「flourishing discussion」は「盛んな議論」という意味になり、「spirited discussion」は「活発な議論」という意味になりますね。
「談論風発」の類義語
次に「談論風発」と似たような意味を持つ言葉をご紹介していきます。
- 議論百出（ぎろんひゃくしゅつ）
- 侃侃諤諤（かんかんがくがく）
「議論百出」は、「さまざまな意見が出ること」「議論が盛んに行われること」という意味です。「議論が盛んに行われること」という意味は、「談論風発」と同じですね。
「侃侃諤諤」は、「ひるんだり遠慮したりすることなく、盛んに議論すること」という意味です。こちらも「盛んに議論する」という意味が「談論風発」と同じですね。
こちらの「丁々発止」も「激しく議論を交わす様子」という意味があります。
「談論風発」の使い方
最後に「談論風発」の使い方を紹介します。
【例文】
- 「お酒を飲みながら仲間と談論風発するのが楽しみ」
- 「あの人達はいつも談論風発している」
- 「談論風発しているうちに日が暮れた」
- 「談論風発して親交を深めよう」
- 「まだ部長は談論風発を続ける気なのか」
「談論風発」は、「談論風発する」や「談論風発して」といった使い方をします。また、動詞としてだけでなく、「談論風発の場」など、名詞として使用されることもあります。「談論風発の場」は、「みんなが意見交換できる場所」といった意味ですね。掲示板などで見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
井戸端会議は一種の「談論風発」
「井戸端会議」という言葉をご存知ですか？「井戸端会議」とは、「近所同士の女性たちが洗濯などの家事をしながら世間話や噂話をすること」という意味です。世間話も噂話も、一種の情報交換や意見交換と言えますよね。なので、「井戸端会議」は主婦にとっての「談論風発の場」とも言えるのかもしれません。
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