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あなたの体系は、どんな感じですか?
細くて今にも折れそう、がっしりして壁のよう、脂肪が思いのほかついている。人の体は十人十色ですね。もちろん男女で違いはありますし、年齢でもあり、家系や人種、職業によっても体系って異なります。
しかし、身長や骨格などは変えるのは難しいものの、筋肉はトレーニングでつけることができます。子供も、大人も、お年寄りもです。
必要以上につけることはありませんが、筋肉はある程度つけておかなければ体にいろいろな支障がでますね。まず、体を動かすことができません。そして、脂肪を燃焼することができないので痩せませんし、そうなると体温が上がらず寒いです。
小さな体であろうとも、「筋骨隆々」な体であれば病気にもなりにくいのではないでしょうか。
この記事では、「筋骨隆々」の意味や語源、使い方の例文、類義語や英語表現をご紹介します。
「筋骨隆々」の意味と語源
「筋骨隆々」の意味
最初に、「筋骨隆々」の意味をご紹介します。
まず読み方ですが、「筋骨隆々」は「きんこつりゅうりゅう」と読みます。
「筋骨隆々」とは、「筋肉、骨格が逞(たくま)しい体」という意味です。
筋肉がモリモリで、骨格もガッチリしていることを言います。
「筋骨隆々」の語源
続いて、「筋骨隆々」の語源をご紹介します。
「筋骨」と「隆々」に分けてご説明していきますね。
まずは「筋骨」ですが、「筋肉と骨格」や「体つき」「体格」のことを表した言葉です。「筋肉」は動物の持つ体の組織で、体の器官を動かす働きをします。伸び縮みすることで動かすことができ、鍛えることで動かす力が強くなります。「骨格」は関節で結合した、複数の骨や軟骨のことです。
骨格に筋肉がつくことで動物の体は動きます。
次に「隆々」は「勢いが盛ん」という意味で、「筋骨」に限らず、物事の勢いも表すことができます。
「筋骨隆々」は「筋肉や骨格の盛り上がり、勢いがすごい」ということです。
「筋骨隆々」の使い方
次に、「筋骨隆々」の使い方を例文でご紹介します。
【例文】
- 「スポーツ選手はやはり鍛えているだけあり、筋骨隆々だ」
- 「彼はとても童顔だけれど、筋骨隆々で驚いた」
- 「『俺は昔、鍛えていたから筋骨隆々だった』と肥満体の上司が自慢している」
- 「このフィギュアは、筋骨隆々すぎると思う」
- 「おなかが縦に割れて筋骨隆々な体になるには、腹筋をどの位したらいいのですか」
「筋骨隆々」は、鍛えられた体を表すときに使用されます。
「筋骨隆々の(体)」「筋骨隆々に(なる)」などと使われることが多いですね。
「筋骨隆々」の類義語と英語表現
「筋骨隆々」の類義語
それでは、「筋骨隆々」の類義語をご紹介します。
- 筋肉モリモリ(きんにくもりもり)
- 恰幅がいい(かっぷくがいい)
「筋肉モリモリ」は、体の筋肉がしっかりしていて盛り上がっていることを表した言葉です。骨格がしっかりしていなくとも筋肉はモリモリとさせることができます。
「恰幅がいい」は、体の肉付きがよくお腹や肩がしっかりしている様子を表します。「筋骨隆々」との違いは肉といっても、筋肉ではなく脂肪も含まれることです。お腹が出ている人のことも「恰幅がいい」と言われます。
「筋骨隆々」の英語表現
最後に、「筋骨隆々」の英語表現をご紹介します。
- Muscular(筋肉の、筋骨隆々)
- Strong-muscled(筋骨隆々)
【例文】
- My brother has a muscular body(私の兄は筋骨隆々な体だ)
- I want to be a muscular man(僕は筋骨隆々な男になりたい)
「Muscular」は「Muscle(筋肉)」の形容詞です。「Muscle」は日本語でも「マッスル」「マッスルボディ」などと使われますね。
まとめ:心身ともに鍛える「筋骨隆々」
以上、「筋骨隆々」についてご紹介してきました。
まとめると、以下の通りです。
読み方 | きんこつりゅうりゅう |
意味 | 筋肉、骨格が逞(たくま)しい体 |
語源 | 「筋骨」は筋肉と骨格で体とそれを動かす器官、「隆々」は盛り上がっていること |
類義語 | ・筋肉モリモリ(きんにくもりもり) ・恰幅がいい(かっぷくがいい) |
英語表現 | ・Muscular(筋肉) ・Strong-muscled(強い筋肉) |
「筋骨隆々」は、体を動かす器官(筋、繊維)が強く盛り上がって勢いがあることを表す言葉でした。
言葉の意味を改めて確認すると、体を鍛えるときに意識して行えるのではないでしょうか。
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