「定点観測」とは?意味や英語表現・類義語をご紹介【使い方の例文つき】

この記事は、約522秒で読むことができます。

突然ですが、「定点観測」という言葉をご存知ですか?
「定点観測」は、今やマーケティングに欠かせないとまで言われています。また、最近では流行をチェックするためにお店を「定点観測」している人も多いようですね。
日常会話ではあまり出てこない「定点観測」という言葉ですが、無意識のうちに何かを「定点観測」をしてしまっている人も多いのかもしれません。
この記事では「定点観測」の意味や語源、英語の表記や類義語、使い方の例文をご紹介します。

スポンサーリンク

「定点観測」の意味と語源

「定点観測」の意味

はじめに、「定点観測」の意味についてご紹介したいと思います。
まずは読み方ですが、「定点観測」は「ていてんかんそく」と読みます。
「定点観測」とは「決まった場所で観察すること」「決まった場所から見たものを記録すること」という意味です。
最近の言葉に言い換えると、「ウォッチング」や「モニタリング」といったところですね。

「定点観測」の語源

次に、「定点観測」の語源についてご紹介します。

もともと「定点観測」とは、「海洋上の定点で行われていた気象観測」を示す言葉でした。これは、海の上の決められた地点から温度や降水量、風速や風向き、湿度や日照時間を観察する業務のことです。そして、この「気象観測」の業務に似ているということから、「一定の場所からの観察」や「ある物事の動きを観察すること」を「定点観測」と呼ぶようになりました。
ちなみに、「定まった場所」や「一定の場所」という意味で知られている「定点」という言葉も、もとは「気象観測」のために作られたものでした。「気象観測」における「定点」とは、「国際的に定められた海の上にある18ヶ所の地点」のことです。つまり、この地点から「観測」することが「気象観測」だったんですね。「観測」は、文字通り「観察すること」「測定すること」という意味です。

スポンサーリンク

「定点観測」の英語表現と類義語

「定点観測」の英語の表現

続いて「定点観測」が英語でどのように表現されているのかをご紹介します。

  • Fixed point observation(定点観測)

【例文】

  • fixed point observation ship.(定点観測船)
  • as a result of fixed point observation.(定点観測した結果)

「fixed」は「一定の」「不変の」、「point」は「地点」、「observation」は「観察」「観測」という意味です。ですので、「fixed point observation」は、「一定の地点での観察」と直訳することができ、「定点観測」を表していることになります。
例文の「ship」は「船」という意味で、「as a result」は「~の結果」「結果として」という意味です。「as a result」は、よく使われる英文なので、一緒に覚えておくと良いですよ。

「定点観測」の類義語

次に「定点観測」と似たような意味をもつ言葉をご紹介していきます。

  • 気象観測(きしょうかんそく)
  • 天体観測(てんたいかんそく)

「気象観測」は語源のところでご説明した通り、「温度や降水量、風速や風向き、湿度や日照時間を観察すること」という意味です。
そして、「天体観測」とは、「天体の動きや変化を観察すること」という意味です。
どちらも観察対象は違いますが、「何かを観察する」という意味では「定点観測」と同じですね。

 

「定点観測」の使い方

最後に「定点観測」の使い方を紹介します。

【例文】

  1. 「定点観測用のカメラを用意する」
  2. 「定点観測を始める」
  3. 「彼は定点観測を続けている」
  4. 「定点観測をすることで、見えてくるものがある」
  5. 「定点観測業務を実施する」

「定点観測」は、「定点観測する」「定点観測を行う」「定点観測を始める」や、「定点観測を続ける」「定点観測を終える」など、動詞として使われる場合が多いですね。
ただし、「定点観測用カメラ」「定点観測所」「定点観測地点」など、名詞として使われる場合もあります。

基本的に「定点観測」は、「観察したり調べたりしたものを記録する」という意味で使われますので、「定点観測」の指示などが出た場合には見て覚えるだけではなく、しっかりと記録するようにした方が良いでしょう。

 

「定点観測」方法の変化

天気の「定点観測」は語源のところでお話したように、もともとは「海洋上での定点観測」が基本でした。しかし、今は「気象衛星」が主流となっています。
また、交通量の「定点観測」も昔は道路にテーブルとイスを置いて、手元の道具で通過する車の数を数えて記録するのが基本でした。しかし、これもまた最近は「カメラ」が主流となってきています。
このように「定点観測」する方法は、これからもどんどん変化していくのかもしれませんね。

スポンサーリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください