「空理空論」とは?意味や語源、使い方の例文あり【英語・類義語】

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私は、物事を始める時や、何かの予定がある時は色々と頭の中で想像します。

出かける前日に本来の予定+αで予定を組もうとするからです。

あっち行って、こっちに行ってから、最後にここ。と考えるのですが、道路状況や出発時間などで結局全て行けなかったり、時間がオーバーしてしまったりするのです。

欲張り過ぎなのかもしれないのですが、今まで自分の頭の中で組んだ予定は、ほとんど「空理空論」に過ぎません。

この記事では「空理空論」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

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「空理空論」の意味と語源

「空理空論」の意味

それでは「空理空論」の意味をご紹介します。

まずは読み方ですが「空理空論」は「くうりくうろん」と読みます。

「空理空論」とは「現実離れしていて、役に立たない話や理論」という意味です。

実際には役に立たない議論のことを指す言葉です。

「空理空論」の語源

続いて「空理空論」の語源をご紹介します。

「空理空論」を二つの言葉に分けてご説明していきます。

まず「空理」ですが、「現実とかけ離れていて役に立たない理論や話」という意味です。

「空」は「そら」の意味もありますが、「からっぽ」ということです。

「理」は「道理」や「筋道」ですから「空理」というのは「空っぽの道理、筋道」ということになります。

中味がないということを表わします。

次に「空論」ですが、「空」は「空理」と一緒で「からっぽ」です。

「論」は「あげつらう」「筋道を立てた話」ということです。

「空論」とは「空っぽの話」ということになります。

あれれ?「空理」も「空論」もどちらも似たような意味で、空っぽの筋道が無い話ということですね。

これは同じような意味の言葉を二度重ねることにより、「中身のない話だということ」を強調しています。

「空理空論」は仏教語から来ています。

「世の中のものは全て仮の物であって、実体のないものばかりなんだよ」という教えなのです。

世の中にある物は全て「便宜上」名前がついているけれど、実際には名前なんて関係ない、全てが「仮」の物であるということです。

例えるならば、「猫」を見てほとんどの人が「猫」と認識しますが、もし「猫」を知らない人が見ると「犬」とか「トラ」などと言うかもしれません。

人が作った「概念」なのです。

「猫」自身は自分を「犬」という生き物だと思っているかもしれませんよね。

すべてが「仮」のものという仏教の考えです。

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「空理空論」の英語表現と類義語

「空理空論」の英語の表現

次に「空理空論」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • empty theory(空理空論)

【例文】

  • His story is only an empty theory even when(彼の話はいつだって空理空論ばかりだ)
  • Politicians repeating only the talk of the empty theory(空理空論の話ばかりを繰り返す政治家たち)

「empty」とは「空の」という意味があります。

中身のない、空っぽということも表現できます。

「theory」は「理論」です。理屈や学説なども表す単語です。

他にも「impractical or useless theory」という英語で「空理空論」を表すことができます。

「空理空論」の類義語

「空理空論」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 机上之論(きじょうのろん)
  • 紙上談兵(しじょうだんぺい)

「机上之論」は「理論的ではあっても、実際に行うことが困難な話」という意味で、机の上で論議したことは実際にやってみるのは無理だということを表わしています。

「紙上談兵」は「理屈ばかりで実行が不可能な話」という意味です。

これは「神の上でばかり、戦略を練っていても、実際に戦うとなると上手く行かないということなのです。

「机上之論」も「紙上談兵」も「空理空論」も全て論じているだけで、実際に行うのは困難な空想を表わしています。

 

「空理空論」の使い方の例文

最後に「空理空論」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「うちの会社は、空理空論ばかりいう社長なので専務に任せなければ無くなってしまう」
  2. 「空理空論ばかり言っていいないで、早く腰を上げなさい」
  3. 「彼女は休みの予定を空理空論しているけれども、そんなに思い通りに行くわけがないだろう」
  4. 「いつまでも空理空論ばかりを言って職に就かない息子が心配になる」
  5. 「この国の政治家はいつも、空理空論ばかり話しているから全然頼りにならない」

「空理空論」は何かについて話し合っていても実際に行うのは出来ない、難しいということです。

「空理空論(ばかり言う)」「空理空論(している)」などと使用されることが多いですね。

 

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「空理空論」は必要論

「空理空論」は空っぽの話、理論なのです。

せっかく話し合っても実際に行動する時に何の意味も無ければ無駄になってしまいますね。

しかし、行動するには多少考えたり話し合ったりしなければ失敗します。

勢いで行動する人は少なくないでしょう。

結局、話し合ってから行動してみて、出来なかった、無理な話だったということが「空理空論」なのです。

やってみなけりゃ、世の中解らないということですね。「空理空論」も必要だということです。

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