「剛毅木訥」とは?意味や読み方、使い方の例文【英語・類語】

寡黙だけれど、責任感があり、意志が強いしっかり者。身近にいたら、頼り甲斐がありますよね。そんな人物は「剛毅木訥」な人といいます。
あまり耳慣れない四字熟語である「剛毅木訥」ですが、どんな場面で使われるのでしょうか?
この記事では、「剛毅木訥」の読み方や意味や語源、英語・類義語表現と使い方の例文を解説します。

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「剛毅木訥」の読み方、意味や語源

「剛毅木訥」の読み方

「剛毅木訥」とは、「ごうきぼくとつ」と読みます。
「剛毅」を「剛気」「豪気」と誤らないように注意しましょう。

「剛毅木訥」の意味

「剛毅木訥」とは、「意志が固く、飾り気がない様子またはそういう人」という意味です。
「剛毅」とは「意志が固く、物事に屈しない心」、「木訥」とは「自分を取り繕わず、飾り気がない様子」を表しています。
「素朴」の「朴」という文字を用いて、「剛毅朴訥」と書くこともあります。
「剛毅木訥」な人とは、何事に対しても一本筋の通った、尊敬に値する人物ですね。

「剛毅木訥」の語源

「剛毅木訥」は、紀元前6世紀に活躍した中国の思想家、孔子の「論語」に由来しています。
「論語」の一節に「剛毅木訥 仁に近し」とあります。
「仁」とは、「他人に対する深い情」のことで、孔子は道徳の理想だと主張します。自己アピールばかりして中身が伴わない人ではなく、飾り気のない素直な人こそ「仁」の心をもっており、理想的であると孔子は唱えました。
「剛毅木訥」な人柄は、古くから今に至るまで尊敬を集めています。

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 「剛毅木訥」の英語表現と類義語

「剛毅木訥」の英語表現

「剛毅木訥」は、英語で以下のように表します。

  • strong-willed and artless

「strong-willed」とは、意志が強い心を表します。「will」は名詞で「意志」のことです。また「artless」とは、「作りものでない、素朴な、ごまかしのない」様子を表す言葉です。

【例文】

  • He is artless mind.(彼は素朴な心の持ち主だ。)

剛毅朴訥な人柄は、海外の人からも好印象でしょう。

「剛毅木訥」の類義語

「剛毅木訥」と類似した意味を持つ四字熟語は、以下の通りです。

  • 質実剛健(しつじつごうけん)
  • 志操堅固(しそうけんご)

「質実剛健」は日常でもよく使われる四字熟語です。「内面が充実しており、心身ともに強さがある、たくましい人」を表します。語順を入れ替え「剛健質実」とも言います。
「剛毅朴訥」との違いは、「質実剛健」は身体面での強さも表す点です。
「志操堅固」とは、「自分の信念を曲げずに守り、ぶれないこと」を意味します。
「志操」とは、自分の目標となる、固い志のことです。
「剛毅木訥」の類義語は複数ありますが、それぞれニュアンスが異なるため、使い分けに注意しましょう。

「質実剛健」と「志操堅固」の記事はこちらをご覧ください。

「質実剛健」とは?意味や使い方の例文

「志操堅固」の意味や例文による使い方

 

「剛毅木訥」の使い方

では、最後に「剛毅朴訥」の使い方の例文についてご紹介していきます。

【例文】

  1. 「古くから剛毅木訥は、理想の人物像とされてきた。」
  2. 「第一印象は寡黙な人だったが、実は剛毅木訥な人であった。」
  3. 「剛毅木訥な彼は、仕事でも高い目標を掲げ、着実に成果を出している。」
  4. 「剛毅木訥な人柄は、周りからの信頼を集める。」
  5. 「固い信念を曲げない、剛毅木訥な姿を見習いたい。」

「剛毅木訥」は、本来、実直な性格をもつ人をほめる時に使う言葉です。
しかし、「木訥」のもつ無口であるというイメージから、ネガティブな意味で捉える人もいるかもしれません。相手の人柄を表現する際には、時と場面によく注意して使いましょう。

 

信念を曲げずに行動しよう

「剛毅木訥」な人は、ことさらに自己アピールをせず着々と行動を進めていきます。
信頼のおける人物として、自然と周囲の評価も高くなるでしょう。物静かでありながら、強い意志を胸に秘めている人は、どんなときも頼りになります。
信念を曲げずに、黙々と努力を重ねられるよう、自らの行動を見直していきましょう。

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