「公明正大」の意味をわかりやすく解説。使い方の例文【英語・類義語表現】

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あなたは「公明正大って何?」ときかれた時、すぐに詳しく答えられますか?
私は人に聞かれても「なんか、ちゃんとした人のこと」くらいしか答えられず、聞かれた相手からは「よくわからない」と言われてしまいました。
でもこの言葉、小学生の四字熟語辞典にも載っているくらい基本的なものなんですよね。
漢字を見るからに「何となく正しいことなんだな~」というイメージは湧きますが、一体どんな意味や使い方のある四字熟語なのでしょうか。
この記事では、「公明正大」についての意味や語源、英語表現・類義語・対義語、例文による使い方などをご紹介していきます。

 

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「公明正大」の意味や語源

ではまず「公明正大」の読み方について見ていきましょう。

「公明正大」の意味

まずは読み方ですが、「公明正大」は「こうめいせいだい」と読みます。
比較的簡単な漢字が使われているので、読み方は覚えるのも簡単だと思います。
「公明正大」とは「私利私欲なく公平で正しいこと。隠し立てをせず、正しく立派な様子」を表す言葉となりました。

「公明正大」の語源

続いて「公明正大」の語源について見ていきましょう。
「公明正大」は二語に分けて解説します。

  • 「公明」とは私的な心をはさまず公平であり、不正や隠し立てがないという意味です。
  • 「正大」は行動や態度が正しく、堂々としているという意味です。

意味に反映されている内容の通り、公平で偏りがない様子が伝わってきます。
どこからどう見ても正しいことをしているので、誰に恥じることなく堂々としているということですね。

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「公明正大」の英語表現と類義語・対義語

次に、「公明正大」の英語表現や類義語・対義語について見ていきましょう。

「公明正大」の英語表現

「公明正大」は英語には以下のような表現があります。

  • fairness(公平さ)
  • just(公平な)
  • openness(率直さ、寛大さ)
  • equitable(公正な)
  • straight(まっすぐな)
  • upright(まっすぐな)

どれも訳すと似たような意味になりますね。
他にも同じ意味の単語は色々ありますが、どれも「公平」や「まっすぐ」という意味がある単語になります。
また「公明正大」という意味でよく使われる言い方には、「fair and square」という表現があります。
「square」は「四角」という意味ですが、昔は「公平な」という意味もありました。
つまり「fair and square」は「公平」という同じ意味を持つ単語を並べることで、その意味を強調した表現になっているのです。

「公明正大」の類義語

続いて、「公明正大」の類義語について見ていきたいと思います。
公明正大の類義語はたくさんありますが、よく使われる言葉を見ていきたいと思います。

  • 公平無私(こうへいむし))
  • 厳正中立(げんせいちゅうりつ)
  • 正々堂々(せいせいどうどう)

「公平無私」とは、行動や判断などが公正で、私的な感情や利益に左右されないようすを言います。
「厳正中立」とは厳しく公平を守り、どちらにも偏らず中立な立場を守ることです。
そして「正々堂々」はよく聞く言葉だと思いますが、正しいやり方や考えにのっとり、卑怯なまねはせずに正面から向き合うという意味です。
こうして見てみると多少の意味の違いはありますが、どれも「公平」であるところが共通していることがわかりますね。「公明正大」の類義語は他の四字熟語に比べても非常にたくさんありますが、その意味も非常に似通っています。

「正々堂々」については、こちらの記事に詳しく書いています。

「公明正大」の対義語

また、「公明正大」の対義語には以下のような言葉があります。

  • 専断偏頗(せんだんへんぱ)
  • 不正不公(ふせいふこう)
  • 依怙贔屓(えこひいき)

少し難しい言葉も混ざっていますね。
「専断偏頗」とは勝手に正しいと思いこみ、考えが一方に偏っているようすを言います。
「不正不公」はその漢字の通り、正しくない上にさらに不公平なこと、という意味です。
「依怙贔屓」は普段よく使われる言葉ですが、自分の気にいっている人や関係者だけの肩を持つという意味になります。
意味合いは一つひとつで異なりますが、すべて「不平等」であるところが共通しているのがわかります。

 

「公明正大」の使い方

最後に「公明正大」の使い方と例文をご紹介します。

【例文】

それでは「公明正大」を使った例文をいくつかご紹介します。

  1. 「彼には、公明正大な人間になってほしい」
  2. 「これから、あなたは公明正大に生きていくべきだ」
  3. 「その裁きは、公明正大であるとは言えない」
  4. 「さすが、公明正大な彼であると感心した」
  5. 「この仕事には、公明正大さが求められる」

「公明正大」の使う場面としては、公平であるべき時はもちろん更生させたい時などに使うとピッタリですね。
基本的に「公明正大」は名詞扱いなので、「彼は公明正大だ」と文末につけてもいいですし「公明正大な~」とか「「公明正大に~」という使い方もできます。

「公明正大の~」という使い方も間違ってはいませんが、少しかたい表現なので普段の文章の中ではあまり目にしない言い方です。

こちらの言葉も「公明正大」に似た、”正しい・誠実”の意味合いを含む四字熟語です。

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「公明正大」は間違えやすい!?

以前テレビで、「公明正大」のことを「公正明大」と言っている人がいました。
「公正」という言葉自体は正しい日本語として存在するので、パッと見間違ってないような気がしてしまいますよね。
難しい漢字を使っている四字熟語より、実はこういった簡単な漢字を使っているものの方が間違えて覚えてしまったりします。「公明正大」は類義語も似たようなものがたくさんあるので、特に色々と混ざりがちになります。



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