「英姿颯爽」とは?意味と語源、英語表現と類義語【使い方の例文】

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「英姿颯爽」とした人に出会ったことはありますか?

私は以前の会社で、「英姿颯爽」という言葉がピッタリの先輩に出会いました。

そんな先輩のプレゼンはいつも素晴らしく、上司も「君のプレゼンは英姿颯爽としていて素晴らしいな」なんて毎回褒めていました。

私もそんな「英姿颯爽」とした人間になりたいものです。

ところで、この「英姿颯爽」という言葉ですが、意味はご存知ですか?

この記事では「英姿颯爽」の意味や語源、英語の表記や類義語、使い方の例文をご紹介します。

 

 

 

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「英姿颯爽」の意味と語源

 

「英姿颯爽」の意味

 

はじめに、「英姿颯爽」の意味についてご紹介したいと思います。

まずは読み方ですが、「英姿颯爽」は「えいしさっそう」と読みます。

「英姿颯爽」とは「堂々とした態度で、勇ましく立派な様子」という意味です。

これぞまさに、「できる人」を表す言葉ですね。

 

 

「英姿颯爽」の語源

 

次に、「英姿颯爽」の語源についてご紹介します。

まず「英姿」という言葉ですが、これは「堂々とした姿」「勇ましい姿」「立派な姿」という意味があります。「英」はもともと「優れた」という意味を表す言葉なので、「英姿」は、このような「優れた姿」を表現する言葉ですね。

続く「颯爽」には、「容姿や行動がキリっとしていて見ている人に爽やかな印象を与える」や「爽やかで勇ましい」という意味があります。「颯」は「きびきびしている」、「爽」は文字通り「爽やか」という意味で、どちらもスマートな印象を与える漢字ですね。

これらの意味を使って訳すと、「英姿颯爽」は「堂々としていて勇ましく立派で爽やか」という意味になります。

 

「英姿颯爽」は、どの言葉から見てもかっこいいですね。

 

 

 

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「英姿颯爽」の英語表現と類義語

 

「英姿颯爽」の英語表現

 

続いて、「英姿颯爽」の英語表現をご紹介します。

  • cut a fine figure(英姿颯爽)

 

【例文】

  • He is cut a fine figure(彼は英姿颯爽として見えた)
  • He is always cut a fine figure(彼はいつも英姿颯爽としている)

 

英語では「英姿颯爽」を「かっこよく見える」という意味の「cut a fine figure」で表現します。

「cut a fine figure」は「~に見える」「印象を与える」という意味で、そこに「立派」や「素晴らしい」の意味を持つ「fine」を入れることで「かっこよく見える」や「立派な印象」という意味なります。

「英姿颯爽」の意味を表したい場合は、「dignified,valiant,splendid,and refreshing」という、それぞれ順に「威厳のある、勇ましい、素晴らしい、爽やか」という意味の単語を組み合わせて表現してもいいかもしれませんね。

 

四字熟語の英語表現を、ビジネス場面別でまとめてみました。

ビジネス英語として実践で使える四字熟語30選【英語勉強アプリもご紹介】

 

 

「英姿颯爽」の類義語

 

それでは、「英姿颯爽」の類義語をご紹介していきます。

  • 威風堂々(いふうどうどう)
  • 天資英邁(てんしえいまい)
  • 英明闊達(えいめいかったつ)

 

「威風堂々」とは、「威厳があり堂々としていて立派な様子」という意味です。「堂々としていて立派な様子」の部分が「英姿颯爽」と同じですね。

そして、「天資英邁」は、「生まれつき人より才能が優れていること」という意味で、「英明闊達」は、「優れた才能を持ち、小さいことにこだわらず大らかな性格」という意味です。
どちらも優れた人物を表すという意味では「英姿颯爽」と同じですね。

 

「威風堂々」については、こちらの記事に詳しく書いています。

「威風堂々」とは?意味と語源、英語表現と類義語【使い方の例文】

 

『堂々としている』という四字熟語と言えば、こちらの「正々堂々」ですね。合わせてご覧ください。

「正々堂々」の意味と語源!使い方の例文と英語&類語もご紹介!

 

 

 

「英姿颯爽」の使い方

 

最後に、「英姿颯爽」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「あの人は英姿颯爽としていて、素晴らしい」
  2. 「彼の立ち振る舞いは、いつも英姿颯爽としている」
  3. 「彼は何が起きても、英姿颯爽とした人物なので憧れる」
  4. 「あの英姿颯爽とした仕事ぶりを見習いなさい」
  5. 「試合を終えた彼らの姿は、英姿颯爽としていた」

 

物怖じせず堂々とできる人を褒める時などに使われる言葉ですね。

「英姿颯爽」は人柄や姿を表す言葉で、「英姿颯爽として~」という使い方をします。

また、「英姿颯爽」には、「きびきびしている」「堂々としている」「勇ましい」「立派」という意味が含まれているため、学校のスローガンなどに使われることもあります。

「英姿颯爽」を目標にするなんて、とてもかっこいいですね。

 

 

 

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まとめ:「英姿颯爽」と「野球」

 

以上、「英姿颯爽」についてご紹介してきました。

まとめると、以下の通りです。

 

読み方 えいしさっそう
意味 堂々とした態度で、勇ましく立派な様子
語源 ・「英姿」=「堂々とした姿」「勇ましい姿」「立派な姿」
・「颯爽」=「容姿や行動がキリっとしていて見ている人に爽やかな印象を与える」「爽やかで勇ましい」
英語表現 cut a fine figure(格好よく見える)
類義語 ・威風堂々(いふうどうどう)
・天資英邁(てんしえいまい)
・英明闊達(えいめいかったつ)

 

「英姿颯爽」を調べる時にキーワードとして出てくるのが「野球」「甲子園」「球児」などの野球関連の言葉です。

どうして「英姿颯爽」と「野球」が繋がっているのか?ちょっと不思議ですよね。

実は、この「英姿颯爽」という言葉にピッタリなのが「甲子園に入場する時の高校球児」なんです。

彼らの堂々とした姿や勇ましい姿、やる気に満ち溢れた立派な姿こそが、まさに「英姿颯爽」の象徴となっているんですね。

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