「古今無双」の意味や語源、使い方の例文をご紹介【英語&類義語】

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突然ですが、あなたは何か特技がありますか?

昔と今を見渡して、誰にも負けないことがあるというのは素晴らしいことだと思います。私も誰にも負けない、私に肩を並べる人がいないことを考えてみましたが、これと言って思い浮かばず、そもそも昔のことはわからないので比べようがないですね。

私の中の眠っている、隣に並ぶものが居ないほどの才能がまだ開いていないと思います。早く花を咲かせたいものです。

この記事では「古今無双」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

 

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「古今無双」の意味と語源

「古今無双」の意味

それでは「古今無双」の意味をご紹介します。

まずは読み方ですが「古今無双」は「ここんむそう」と読みます。

「古今無双」とは「昔から今まで並ぶものが一つもない」という意味です。

ひとつとして並ぶもの、同じものがない、唯一この世にひとつだけということです。

「古今無双」の語源

続いて「古今無双」の語源をご紹介します。

「古今無双」を二つの言葉に分けて、ご説明していきますね。

まず「古今」は「昔と今」ということです。

よく聞くのは「古今東西」という言葉ではないでしょうか。
「古今東西」は「今も昔も西も東も全て含めて」ということです。

「古今」は思い返しです。昔から今までのことを考えてみるということで使用されます。「こきん」と読まれることも多いのですが、意味は同じです。

続いて「無双」ですがそのまま「並ぶものが無い」という意味です。
「双」は双子の「双」です。似ている、同じような、同じものということなのですが、それが「無い」ということです。そして優れているものに対して使用されます。ですから、「同じような、優れているものが無い」ということです。

頭の回転が良かったり、戦うと強く誰も叶わなかったり、歌がべらぼうにうまかったりなど、優れていることは様々です。

 

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「古今無双」の英語表現と類義語

「古今無双」の英語表現

次に「古今無双」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • ancient and modern(古代と現代)
  • incomparableness in the ancient and modern times(古代と現代に類まれな)

【例文】

  • He is an ancient and modern cook(彼は古今無双の料理人です)
  • He is a painter of the incomparableness in the ancient and modern times(彼は古今無双の画家)

「古代と現代」両方ともに居なかったという意味で表現されます。

他にも「前代未聞の」ということで「unparalleled in history」という英語も使用されます。

「古今無双」の類義語

「古今無双」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 天下無双(てんかむそう)

「天下無双」とは「天下に並ぶものが一人としていない」という意味です。

「天下」とはこの世、全世界のことをいいます。世界中を探しても並ぶものがいないことを表わしています。

「天下無双」について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

 

「古今無双」の使い方の例文

最後に、「古今無双」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「古今無双の強さを誇る戦国武将は誰だと思いますか」
  2. 「彼女はタイピングをさせたら古今無双だろうが、昔はパソコンもワープロも無かった」
  3. 「彼の司会は人を惹きつける力があり、古今無双な才能だ」
  4. 「久しぶりに面白い相撲を見た。彼は、古今無双の力士と言われるだろう」
  5. 「彼女の声は透明感があり人を癒す、古今無双の響きがある」

「古今無双」は今も昔も見たことがない、これからも現れそうにもない人、物、ことを言います。

「古今無双の(才能)」「(彼は)古今無双の人」などと使用されることが多いですね。

 

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人は「古今無双」

こう見ると特別な人物な気がしますが、実はすべての人間に当てはまります。

人間は同じ人はいないからです。
「優れているところが無い人が多い」と思うかもしれませんが、人には他人の誰にも負けないことが一つ以上は必ず備わっています。

それは世の中をアッと言わせるほどの才能ではないこともありますし、まだ開花していない人もたくさんいるので、誰よりも優れているとは気が付かないのかもしれません。

しかし、同じ人間が一人としていません。双子ちゃんも三つ子ちゃんもみんな別人なのです。
ですから人間は「古今無双」なのです。

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