「粗製濫造」とは?意味と語源、使い方の例文【類義語と英語表現】

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むやみやたらに安物を買って、質の悪い商品を買ってしまった経験は誰にでも一度はあるのではないでしょうか。

商品に限らず食品も市場よりかなり安く売っているものでも、あまり味が良くなかったり、体に良くないものを使っていたりします。

このようなことがまさに「粗製濫造」している物の最たる例であると言えるでしょう。

ところで、「粗製濫造」の意味をご存じでしょうか。

この記事では、「粗製濫造」の意味と語源、使い方の例文、類義語と英語表現をご紹介します。

 

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「粗製濫造」の意味と語源

「粗製濫造」の意味

最初に、「粗製濫造」の意味をご紹介します。

まず読み方ですが、「粗製濫造」は「そせいらんぞう」と読みます。

「粗製濫造」とは、「いい加減で質の良くない製品を、必要以上多く生産すること」という意味です。

つまり、作りがよくなかったり質や内容が良くなかったりするものを、むやみやたらにたくさん作りだすことを示しています。

「粗製濫造」の語源

次に、「粗製濫造」の語源をご紹介します。

「粗製」と「濫造」の二語に分けてご紹介します。

「粗製」は「粗末な作り方」という意味です。「粗」は「粗い(あらい)」という読み方もあることから「雑な、質の良くない」という意味があります。「網目が粗い」という表現もあることから、「スカスカ」というイメージです。

「濫造」は「むやみやたらに生産すること」という意味です。「濫」という字は「濫りに(みだりに)」という読み方もあることから、「むやみに」という意味があります。「無計画に、何も想定することなく」というのが近いイメージです。

「粗製濫造」を直訳すると「粗末なものをむやみやたらに生産する」となります。

工業の近代化に伴って、「粗製濫造」という言葉が用いられてきました。過度な大量生産による森林破壊や海洋汚染など、「粗製濫造」は近代化の象徴としても用いられる言葉だと思います。

 

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「粗製濫造」の使い方

続いて、「粗製濫造」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「粗製濫造に作った結果、企業にバッシングを受ける結果になってしまった」
  2. 「近代化の代償は、粗製乱造によるものの飽和にある」
  3. 「粗製濫造することで、環境破壊にもつながる」
  4. 「私の知っている安いブランドは、粗製乱造によって在庫が圧迫していると聞いている」
  5. 「粗製濫造することで、生産コストや商品代金を安く抑えることができる。」

「粗製濫造」は、質の良くない製品を必要以上多く生産することを示しています。

使い方としては、「粗製濫造して~」、「粗製濫造によって~」という形で用いられます。

単なる大量生産ではない

「粗製濫造」は良くないイメージを持つ言葉です。

粗悪なものを無計画に大量に生産することなので、「私の農場で栽培した、おいしい野菜は粗製乱造している」は誤用です。

「質が悪い」、「むやみに大量に生産する」という点に注意してください。

 

「粗製濫造」の類義語と英語表現

「粗製濫造」の類義語

それでは、「粗製濫造」の類義語をご紹介します。

  • 粗製乱造(そせいらんぞう)
  • 大量生産(たいりょうせいさん)

「粗製乱造」は「質の悪いものをむやみに作ること」という意味です。「乱」は「濫」と同義で「むやみに、みだれて」という意味を持ちます。

「大量生産」は「ものを大量に生産すること」という意味です。一見すると「粗製濫造」と同義のように見えますが、「大量生産」は計画的・無計画、また質が良いか悪いかに関わらず用いることができる表現です。違いはぜひしっかりおさえておきましょう。文意がマイナスであれば、「粗製濫造」を用いると覚えておくのがいいと思います。

「粗製濫造」の英語表現

最後に、「粗製濫造」の英語表現をご紹介します。

  • Overproduction of inferior goods(粗製濫造)

【例文】

  • Be careful! Don’t product with overproduction of inferior goods.(気をつけろ。粗製乱造に作るな。)
  • I was said a complaint from the result of overproduction of inferior goods.(粗製乱造の結果、私は非難を浴びた。) 

「overproduction」は「たくさん生産すること」、「inferior goods」は「質の悪い商品」を示しています。「inferior」は、「inferior to~」で比較を表すことで有名ですよね。

他にも、「mass production of inferior goods」で「粗製濫造」を表現することができます。

 

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まとめ

以上、「粗製濫造」について、ご紹介してきました。

まとめると、以下の通りです。

読み方 そせいらんぞう
意味 いい加減で質の良くない製品を、必要以上多く生産すること
語源 「粗製」=「粗末な作り方」、「濫造」=「むやみやたらに生産すること」
類義語 粗製乱造、大量生産
英語表現 Overproduction of inferior goods(質の悪い商品をたくさん生産すること)

「粗製濫造」は「質の良くない製品を、必要以上多く生産すること」示しています。

「粗製濫造」はよく近代化の弊害や現代におけるものづくりの問題点を指摘する際によく用いられる言葉です。巷でよく言われる、作りすぎ、買いすぎ、ためすぎなどでよく用いられると思います。

文意がマイナスを示すということをきちんと押さえて覚えておくと良いと思います。

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