「天真爛漫」とは?意味や語源、英語&類義語【使い方の例文】

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突然ですが、「天真爛漫」な女性と聞くと素敵なイメージがありますね。
ズルズルと引きずらなかったり陰険でなく、クリーンなイメージですね。
どちらかと言うと、大人の女性というよりは子供が対象と思ってしまいませんか?でも、子供だけに限った四字熟語ではないんです。
大人になると色んなシガラミがあったり詮索(せんさく)したりと、余計なものが自然と身についてしまいますが、そんな環境でも”自分らしさ”を失わずに生きている人にはこの「天真爛漫」が相応しい言葉と言えます。
とても良い意味のような「天真爛漫」ですが、どんな時に使える言葉なのでしょうか。
この記事では「天真爛漫」の意味や由来、英語・類義語表現や使い方の例文をご紹介します。

 

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「天真爛漫」の意味や語源

「天真爛漫」の意味

まずは読み方ですが、「天真爛漫」は「てんしんらんまん」と読みます。
「天真爛漫」には「無邪気で憎めないさま」「飾ったり気取ったりせず、自然のままの姿であること」「明るく純真なさま」「生まれたままの素直な心を持っていること」という意味があります。
この「天真爛漫」の持つ意味から、比較的若い女性を褒める時に使われる場合が多いですが、「天真爛漫なおばあちゃん」という風にも使えますので、年齢はそう関係ありません。
もちろん男の子でも当てはまらないことはないので、どちらに対しても使うことができます。
性別や年齢を考えるよりは、その人の性格の方が大きく関係してきます

「天真爛漫」の語源

次に、「天真爛漫」の語源について見ていきましょう。

「天真爛漫」の由来は、歴史が記されている「南村輟耕録(なんそんてっこうろく)」「輟耕録」という中国の随筆集から来ています(著者:元の時代 の陶宗儀) 。この書物の中にある絵を評価している一文に「天真爛漫」とあり、その一文を現代語で訳すと「以前に私は幅約3m・縦約15cmの花の絵を描いたが、飾り気がなく俗世間では想像できない程の作品となった。」と表現されています。
このように素晴らしい絵を絶賛する表現として、「天真爛漫として、物表に超出す」=「非常にありのままの美しく輝かしい絵で、それが惜しみなく絵に表れている」と品評したものが「天真爛漫」という四字熟語でした。

また、「天真爛漫」を二つの言葉に分けてご紹介します。
まず、「天真」という言葉には「純粋である」「ありのままの自然な様子」というような意味が含まれています。そして「爛漫」という言葉には「自然のままに明るく煌びやかに輝くさま」という意味があります。

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「天真爛漫」の英語表現や類義語

「天真爛漫」の英語表現

では、「天真爛漫」の英語表現を見ていきます。

  • innocent(純粋な、無邪気な)
  • harmless(無邪気な、悪意のない)
  • symplicity(無邪気な、純真な)

【例文】

  • She is originally innocent and enviable.(彼女は元来無邪気でうらやましい。)
  • I can’t hate only her innocence.(あの子の無邪気さだけは憎めない。)

例文の「innocence(無邪気さ)」はinnocent(無邪気な)」を名詞表現したものです。
「天真爛漫」を英語で表現すると色々な単語を用いますが、基本的には直訳で「無邪気」「純粋」「潔白」を英訳したもので良いと理解ください。

「天真爛漫」の類義語

続いて、「天真爛漫」の類義語には以下のものが挙げられます。

  • 純真無垢(じゅんしんむく)
  • 天衣無縫(てんいむほう)

「純真無垢」は「一片の曇りもなく、邪な気持ちが全くない心」という意味です。
「天衣無縫」は「詩歌や文章にわざとらしさがなく、素の美しさが反映されている様子を表す」「人の性格が天真爛漫である」という意味です。
どちらもほぼ同じ意味であり、天衣無縫に至っては”天真爛漫”の意味も込められていますね。併せて覚えておきましょう。

「純真無垢」「天衣無縫」について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

 

「天真爛漫」の使い方の例文

最後に、「天真爛漫」の使い方を例文を用いてご紹介します。

  1. 「彼女は天真爛漫な子どもだったけど、大人になって聡明な女性になったね。」
  2. 「君の天真爛漫さは基本的にとても魅力的なのだけれど、怒られている時にそのままだと余計反感を買うぞ。」
  3. 「隣に住んでいるおばあちゃんはいつもとても天真爛漫でお会いする度に元気になるなあ。」
  4. 「彼女はとても天真爛漫であり、周りからは憎まれない性格だね。」
  5. 「天真爛漫な子供たちをみているだけで癒されるよ。」

「天真爛漫」は「明るく可愛らしい」「裏表のない素敵なお人柄」という褒め言葉で使います。
基本的には「天真爛漫な~」「天真爛漫で~」という使い方が多いですが、「天真爛漫さ」という風に名詞としても使えます。
※例えば、「無邪気」と置き換えるとわかりやすいですね(「無邪気な」「無邪気さ」等)。

この「天真爛漫」の使い方ですが、場合によっては嫌みに捉えられてしまうかもしれないので注意が必要です。
例えば仕事で、怒らせてしまっている取引先の相手に「君はこういう場面でもいつも天真爛漫だね」と言われてしまった場合、「君はこういう深刻な場面でも、それをくみ取れずヘラヘラできるような人間なのだ」と皮肉を言われているようにも受け取れます。
基本的には良い意味を持つ天真爛漫という言葉ですが、場合によっては皮肉にも使えますので自分が使う時にはくれぐれも注意するようにしましょう。

 

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「天真爛漫」は褒め言葉として上手に使おう

以上のように、状況によって良い意味にも悪い意味にも使える「天真爛漫」という言葉ですが、基本的に言葉の持つ意味としてはポジティブなものです。
あまりひねくれた使い方をするのではなく、その言葉の持つ意味を最大限に利用して、誉め言葉として多用したいですね。
当然子供に対しては普通に使えますが、大人に対して使う時は”天然な人”に対して使うとピッタリくるかもしれません。是非、人をほめる場合に使ってみてくださいね。



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