「有職故実」とはどんな意味・語源?英語・類義語、使い方の例文をご紹介!

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突然ですが、あなたは歴史に得意ですか?

歴史に詳しい方は、当時の貴族の風習や行事にどんなものがあったか精通しているかもしれませんね。

現代かつ私たちの身近なところで言えば、冠婚葬祭などでの礼儀作法などですね。

「こういう時は、どうすれば良いだろう」などと悩んだ経験は誰しもあるのではないでしょうか。

そんな昔の行事にまつわる「有職故実」ですが、どんな意味や使い方があるのでしょうか。

この記事では「有職故実」の読み方・意味・語源はもちろん、英語・類義語表現と使い方の例文をご紹介します。

 

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「有職故実」の意味・語源

「有職故実」の意味

「有職故実」は「ゆうそくこじつ」と読みます。

「ゆうしょくこじつ」「ゆうそここじつ」とも読みます。

「有職故実」とは、「伝統に基づいた、朝廷や武家の行事や制度・習慣・儀式・または、それらを研究する学問」という意味です。

「有職故実」は、古くからの伝統に対する深い造詣のことだったのですね。

「有職故実」の語源

次に、「有職故実」の語源について見ていきましょう。

まずは「有職故実」を二語に分けると以下のようになります。

「有職(ゆうそく)」とは知識をたくさん持っていること。中でも特に宮中にまつわる行事、儀式に関係する知識、またはそれらに詳しい人のことを指します。

「故実」とは、これは古くからの事実、先例を意味しています。

また由来についてですが、「有職故実」は平安時代に成立しました。

礼儀を重んじる風潮の中で、朝廷の儀礼や制度を古くからの先例を踏まえて行うことが重視されました。

行事や儀式ひとつとっても「どのように進めるのか」「どのような衣装が適切か」細かな決まりごとまで定められ、それらを知らずにいることは大変無礼とされていました。

貴族たちは有職故実に関する決め事を細かに記録し、後世での参考にされています。

そうして、儀式・儀礼のやり方や先例の知識が重んじられるようになり、朝廷の役人でも有職故実に精通した者は重宝されるようになりました。

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「有職故実」の英語表現と類義語

「有職故実」の英語表現

「有職故実」は、英語で以下のように表すことができます。

【例文】

  • ancient practices and usages(古くからの習慣と制度)

「ancient」とは、「昔ながらの、古くからの」を表す英単語です。

「practice」とは一般的には「練習」という意味で知られていますが、ここでは「習慣的な慣行、慣例」を指します。

「usage」とは、法で定められた慣習や制度を意味しています。

「有職故実」の類義語

「有職故実」の類義語は、以下の言葉です。

  • 四端之心(したんのこころ)

「四端之心」とは「仁義礼智の徳の根本となる心構え」を意味します。

中国の思想家の孟子が説きました。人は生まれながらにして持つ徳の心を伸ばし、誰でも偉大な人物になりうるという「性善説」を主張しました。

「有職故実」は礼儀や制度に関する知識を表しますが、「四端之心」は礼儀を重んじる徳の心を表す四字熟語です。

 

「有職故実」の使い方の例文

それでは、「有職故実」の使い方を例文で見ていきましょう。

【例文】

  1. 「平安時代、朝廷では有職故実に通じる者が重役に任命された。」
  2. 「有職故実の先例は代々伝えられ、後の時代の手本となった。」
  3. 「彼は、有職故実について研究している学者である。」
  4. 「儀式の際の服装は、有職故実の中でも重要な要素である。」
  5. 「有職故実を記した儀式書が数多く編纂された。」

「有職故実」は、朝廷、貴族や武家など身分が高い家柄における儀礼の制度・知識を表します。

現在では歴史の話題や、有職故実を研究している学問の話題で出てくる表現です。

「有職故実」を知っていると、教養があると感心されますよ。

 

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「有職故実」は古くからの伝統を大切にすること

人と接する際に礼儀を重んじるのは、いつの時代も変わりません。

そして、礼儀作法は昔からの慣例が積み重なってできるものです。

「温故知新」ともいうように、古くからの伝統や作法から学べることがたくさんあります。

いつまでも歴史から学ぶ姿勢を持ち続けたいですね。

【関連記事】

ちなみに「温故知新」については、こちらの記事をご覧ください。

「有職故実」と合わせて、参考にしてみてくださいね。

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