「偕老同穴」とは?意味や語源、使い方の例文や英語を学んで結婚式で使おう!

週末の結婚式場は、にぎわいを見せます。
「偕老同穴」の契りを結んだ新婚カップルの幸せそうな笑顔をみると、こちらまでいい気分になりますね。
さて、普段はあまり見かけない「偕老同穴」という四字熟語ですが、実は使える場面がたくさんあります。
この記事では、「偕老同穴」の読み方、意味、語源はもちろん、英語表現と類義語、使い方のポイントを解説します。

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「偕老同穴」の読み方、意味や語源

「偕老同穴」の読み方、意味

「偕老同穴」とは「かいろうどうけつ」と読みます。

「偕老同穴」とは、「夫婦仲がよく、固い絆で結ばれていること」という意味です。

「偕老」とは、「歳を共に重ねて、生きること」を指します。
「偕」は、「人がそばにいて並ぶ様子」を表す漢字から「ともに、一緒に」を意味します。
「同穴」とは、「亡くなった後、同じ墓穴に葬られること」です。

「共に歳を重ねて、亡くなった後も一緒にいる」との意味が転じて、特に「夫婦関係が非常によいこと」を表すようになりました。

「偕老同穴」は、理想の夫婦のありかたといえます。

「偕老同穴」の語源

  • 「偕老同穴」の語源は、中国最古の詩集といわれる「詩経」。
  • 「偕老」と「同穴」は、別々の詩に登場する言葉ですが、まとめて四字熟語となりました。

「偕老」の語源は、戦争に出兵した夫が妻を思う詩が由来です。
「子(し)の手を執りて、子(し)と偕(とも)に老いん」(あなたと手を取り合って、あなたと共に老いていこうと誓ったのに)妻と遠く離れてしまった嘆きを歌っています。

「同穴」は、身分違いの恋をした男女の詩で、女性が男性に「穀(い)きては則ち室を異にするも、死すれば則ち穴を同じくす」(生きている間は離れていても、死んでからは同じお墓に入りましょう)と誓う内容からきています。

古代中国の夫婦は「偕老同穴」は遂げられませんでしたが、今もその言葉は残されています。

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「偕老同穴」の英語表現と類義語

「偕老同穴」の英語表現

「偕老同穴」は、英語で以下のように表すことができます。

  • until death do us part(死が二人を分かつまで)
  • A happily married couple(仲睦まじい夫婦)

「until death do us part」は、結婚の誓いの言葉の常套句です。
「死によって別れてしまうまで、結婚したカップルが一緒に人生を過ごすこと」という意味です。
聖書に由来する言葉であり、キリスト教では人が亡くなった後、天国に召されるという宗教観があります。「偕老同穴」とニュアンスは異なりますが、同様のシチュエーションで使えます。

「A happily married couple」は、仲が良い夫婦を指して言います。
直訳すると「幸せな結婚しているカップル」です。
日本語では「おしどり夫婦」という表現もありますね。
次のような例文で、用いることができます。

  • They are known as happily married couple.
    (彼らはおしどり夫婦として知られている。)

「偕老同穴」の類義語

「偕老同穴」の類義語は、以下の通りです。

  • 比翼連理(ひよくれんり)
  • 鴛鴦之契(えんおうのちぎり)

「比翼連理」とは、「夫婦・男女が深く愛し合い、仲がよいこと」です。
「比翼」とは、オスとメスがそれぞれ目と翼をひとつずつもち、常に2羽が一体となって飛ぶ、想像上の鳥です。「連理」とは、根元が別々の二本の木が、枝や幹が途中でくっつき、結合したものを指します。以上の2つの語を組み合わせて、男女の深い関係を表します。
「鴛鴦之契」とは「夫婦仲が非常によく、いつまでも変わらないこと」です。「鴛鴦」とはオシドリのオスとメスのこと。おしどりは常に2匹連れ添っていることから、例えに用いられています。

 

 「偕老同穴」の使い方

それでは、「偕老同穴」について使い方の例文を見てみましょう。

【例文】

  1. 「新郎新婦は、結婚式の場で、偕老同穴の契りを結んだ。」
  2. 「老夫婦は50年以上も連れ添っている、偕老同穴の仲だ。」
  3. 「身分の違う者同士が、偕老同穴を遂げることは難しい。」
  4. 「偕老同穴を誓い合った二人は、離ればなれになってしまった。」
  5. 「先立った妻との偕老同穴の契りは深く、悲しみに暮れる。」

「偕老同穴」は、新婚カップルの結婚を祝う言葉もしくは長年連れ添っている夫婦をほめる言葉として使えます。
また、「偕老同穴の契り」という表現で用いられる場面が多いです。

 

人生の喜びと悲しみを分かち合う仲

「偕老同穴」を誓い合う相手と出会うことは、幸せなことですね。
喜びも悲しみも分かち合い、長く共に添い遂げるには、気遣いや優しさをかけあうことが不可欠です。
一緒にいることが当たり前になると、お互い照れくさい気分もあるかもしれません。
これを機に、あなたのパートナーに感謝の気持ちを伝えてみませんか?

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