「罵詈雑言」の意味や語源とは?例文7つと使い方に注意するポイント!

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悪口を言われた経験は少なからず誰にでもあると思いますが、どんな悪口でしたか?
身体的なことを言われたり、遠回しにあなたの言ったことに言いがかりをつけられたり、でしょうか?このように悪口にも色々ありますが、耳にしたくないほどの汚い言葉を使っての悪口もありますよね。そのようなことを「罵詈雑言」と言いますが、読み方が難しいですね。
意味も詳しく知りたいと思いますので、この記事では「罵詈雑言」の意味や語源、英語・類義語の表現や使い方の例文をご紹介します。

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「罵詈雑言」の意味と語源

「罵詈雑言」の意味

それでは「罵詈雑言」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「罵詈雑言」は「ばりぞうごん」と読みます。
「罵詈雑言」とは「汚い言葉を並べ立てて、ののしる」という意味です。
汚い言葉で悪口のオンパレードをすることです。
言われた方はたまりませんね。

「罵詈雑言」の語源

続いて「罵詈雑言」の語源をご紹介します。
「罵詈雑言」を二語に分けてご説明します。

「罵詈(ばり)」は、「口ぎたなくののしること、ののしり」という意味です。「罵詈」と単語では使用されることが少ないです。
「雑言(ぞうごん)」は、「色々な悪口をいうことやデタラメな言いがかり」という意味で、「ざつごん」と読まれることが多いです。
「罵詈」も「雑言」も両方悪口を言うことを意味していますので、「罵詈雑言」という言葉は二語の意味を強調している言葉です。
ですから、単なる悪口を言うことではなく、「きたない言葉で悪口をたくさん並べてののしる」ということになります。
悪口にも色々ありますが、「罵詈雑言」は放送禁止にされるほど最悪の悪口です。

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「罵詈雑言」の英語表現と類義語

「罵詈雑言」の英語の表現

次に「罵詈雑言」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • Abusive language(罵詈雑言、悪態をつく)

【例文】

  • to use abusive language(きたない言葉をつかう)

「Abusive language」は「abusive (口汚いです)」ということで言葉や人を指しており、「language(言語)」を付けることで「きたない言葉」という直訳になります。

「罵詈雑言」の類語

「罵詈雑言」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 罵詈讒謗(ばりざんぼう)
  • 誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)

「罵詈讒謗」とは「不快感を与える、または傷つける意図のある失礼な表現」という意味で、「誹謗中傷」とは「相手を不快な気持ちにさせる批判や非難など」ということです。
この二つの四字熟語は悪口ではありますが、それ以外の不快にさせる表現も含まれています。

「誹謗中傷」を英語にすると、【Slander】と表現します。

 

「罵詈雑言」の使い方

最後に「罵詈雑言」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「この会社には、罵詈雑言を言って、いじめをする輩が跋扈する」
  2. 「この国の政治家は罵詈雑言ばかりで、ちゃんとした政治をしてくれない」
  3. 「ママ友は楽しいときもあるけれど、一部では罵詈雑言で跋扈している」
  4. 「罵詈雑言ばかりの同僚は上司に見抜かれ、地方に飛ばされた」
  5. 「罵詈雑言ばかり言っていると、いつか自分に返ってくるので気を付けなさい」
  6. 「あの時の私は頭に血が昇っていて、罵詈雑言なことを思いっきり口走ってしまった」
  7. 「罵詈雑言のことを言ってしまったら、あとの祭りで、もう、言い直しはできません」

「罵詈雑言」は、誰かがひどい悪口を言っていることを指摘する場合によく使用されます。

こちらも悪口に関する四字熟語ですが、「非難轟々」はクレームの意味合いの方が強いですね。

 

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最上級の悪口

「罵詈雑言」は最上級の悪口です。聞いていられないくらいの汚い言葉で表現する悪口ですので、人として言ってはいけないことです。
「罵詈雑言」の悪口を言われると立ち直れなくなる可能性がありますので、言わないでください。「罵詈雑言」という言葉は使っても大丈夫ですよ。

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