「人海戦術」とは?意味や語源、ビジネスでの使い方の例文や英語表現をご紹介!

「人海戦術による消火活動」「人海戦術による支援活動」などといった言葉をニュースなどで聞いたことはありませんか?今では、ニュースだけでなくビジネスシーンでも「人海戦術」という言葉をよく聞きますね。
しかし、この「人海戦術」という言葉の正確な意味をご存知の方は少ないのではないのでしょうか?ちなみに私も、何となくのニュアンスで理解していただけで、最近まで「人海戦術」の正確な意味を知りませんでした。
ビジネスなどでも使われる言葉なので、きちんと意味を知っておくといいかもしれませんね。
この記事では「人海戦術」の意味や語源、英語の表記や類義語、使い方の例文をご紹介します。

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「人海戦術」の意味と語源

「人海戦術」の意味

はじめに、「人海戦術」の意味についてご紹介したいと思います。
まずは読み方ですが、「人海戦術」は「じんかいせんじゅつ」と読みます。
「人海戦術」とは「多くの人を使って仕事などをやり遂げようとすること」という意味です。
つまり、「数で押し切る」「数に任せて」といったことを表す言葉ですね。

「人海戦術」の語源

次に、「人海戦術」の語源についてご紹介します。

「人海戦術」は、もともと「多くの人を集めて、数を武器に相手の軍隊を倒すための戦略」のことで、戦争における戦い方の一つでした。「人海」とは、「人が多い」ということを「海」を使って表した言葉で、「戦術」とは「戦いに勝つための作戦」、つまり「戦略」のことです。それが、戦争における戦い方としてだけでなく、ビジネスなどでも使われるようになり、「多くの人を使って仕事や任務をやり遂げようとすること」という意味で使われるようになりました。
また、「機械などに頼らず人の手で作業をすること」という意味でも使われています。昔は「人海戦術」というと、「数に頼る」「無鉄砲に大人数で押し切る」といったマイナスな意味で捉えられがちでしたが、現代ではマイナスなイメージはほとんどなくなっていますね。

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「人海戦術」の英語表現と類義語

「人海戦術」の英語の表現

続いて「人海戦術」が英語でどのように表現されているのかをご紹介します。

  • Human wave tactics(人海戦術)

【例文】

・We won by human wave tactics.(人海戦術によって勝った)
・Life saving by human wave tactics.(人海戦術による人命救助)

「human」は「人間」「人」、「wave」は「波」、「tactics」は「戦術」「戦略」という意味です。ですので、「human wave tactics」は直訳で「人の波による戦術」となります。
「人の波」とは、「大勢の人が押し合って動く」という意味なので、「大勢の人が押し合って動く戦術」ということになり、「人海戦術」の意味を表していることになりますね。

「人海戦術」の類義語

次に「人海戦術」と似たような意味をもつ言葉をご紹介していきます。

  • 物量作戦(ぶつりょうさくせん)
  • 千軍万馬(せんぐんばんば)

「物量作戦」とは、「多くの物資によって敵を圧倒して倒すこと」という意味です。「人」と「物資」という違いはありますが、「数で押し切る」という意味では「人海戦術」と同じですね。
「千軍万馬」とは、「大きな軍隊」を表す言葉で「多くの軍兵と多くの軍馬」という意味です。意味は違いますが、「人海戦術」も「多くの軍兵」を使うことなので似たようなものですね。

 

「人海戦術」の使い方

最後に「人海戦術」の使い方を紹介します。

【例文】

  1. 「人海戦術で客を集める」
  2. 「我が社の強みは人海戦術で営業をかけることだ」
  3. 「人海戦術による復旧作業が続いた」
  4. 「人海戦術で準備を間に合わせる」
  5. 「人海戦術はリスクが高い」

現代において、「人海戦術」は主にビジネス用語として使われています。
「総動員で」や「多くの人で」といったニュアンスで使われることが多いですね。「人海戦術で~」「人海戦術によって」「人海戦術による」といった言い方をされることが多いです。

 

「人海戦術」の対義語

「人海戦術」の対義語は、「少数気鋭」となります。「少数気鋭」とは、「人数は少ないが優れた人だけを揃えること」という意味です。
「少数気鋭」を「量より質」というならば、「人海戦術」は「質より量」といったところですね。

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