「純真無垢」とは?意味と語源、英語表現と類義語【使い方の例文】

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あなたは「純真無垢」と聞いて、どんなものを思い浮かべますか?

生まれたばかりの赤ちゃん?大切な人のまぶしい笑顔?それとも純白のドレスを纏った花嫁の姿でしょうか?

どれも心がホッコリして、愛らしく守ってあげたくなるものばかりですね。

幼い子供を見ていると多くの人が「純真無垢」のまま、まっすぐ育ってほしいと思ってしまうのではないでしょうか。

この記事では、「純真無垢」の意味と語源、英語表現と類義語、例文による使い方をご紹介していきます。

 

 

 

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「純真無垢」の意味

 

最後に、「純真無垢」の意味をご紹介します。

まずは読み方ですが、「純真無垢」は「じゅんしんむく」と読みます。漢検準1級レベルの四字熟語です。

「純真」を「純心」と書き間違えることがあるので注意しましょう。

「純真無垢」とは、「一片の曇りもなく、邪な気持ちが全くない心」という意味です。

 

 

「純真無垢」の語源

 

続いて、「純真無垢」の語源をご紹介します。

 

「純真無垢」を二語に分けて、解説していきます。

「純真」とは「心に邪な気持ちが全くないこと」を意味します。

「無垢」にはいくつかの意味がありますが、ここでは「純真」と同じように「心に邪な気持ちが全くないこと」を表しています。

この「邪な気持ちが全くない」ということをより強調するために、同じ意味の言葉を重ねたことで出来た言葉です。

 

 

 

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「純真無垢」の英語表現と類義語

 

「純真無垢」の英語表現

 

次に、「純真無垢」の英語表現をご紹介します。

  • pure(純真無垢)
  • innocent(純真無垢)

 

【例文】

  • He is pure and fresh.(彼は、純真無垢だ)
  • She is as innocent as baby.(彼女は、赤ん坊のように純真無垢だ)
  • How pure and innocent my son is!(私の息子は、なんて純真無垢なんだ!)

 

「純真無垢」の英語表現でまず思い浮かぶのは、「pure」や「innocent」ではないでしょうか。

「pure」も「innocent」も日本にかなり定着していますね。例文のように、「pure and innocent」という風に二語を使った表現もあります。

英語でも日本語のように、同じような意味の言葉を重ねて使うことによって意味を強調する手法があるのですね。

 

四字熟語の英語表現を、ビジネス場面別でまとめてみました。

ビジネス英語として実践で使える四字熟語30選【英語勉強アプリもご紹介】

 

 

「純真無垢」の類義語

 

それでは、「純真無垢」の類義語をご紹介します。

  • 天真爛漫(てんしんらんまん)
  • 直情径行(ちょくじょうけいこう)
  • 生真面目(きまじめ)

 

「天真爛漫」は、「明るく純真なさま」「生まれたままの素直な心を持っていること」という意味があります。まさに『純真』や『素直』という言葉があるので、「純真無垢」に近い四字熟語と言えますね。

「直情径行」は、「周りを気にせず思ったままに行動すること」という意味です。『感情のままに行動する』という風にちょっと厄介なイメージがありますが、そんな純粋なところが「純真無垢」に似ています。

「生真面目」は、「非常に真面目なさま、転じて真面目過ぎて融通が利かないさま」という意味です。実直過ぎて堅物な感じですが、『真面目なところ』が「純真無垢」に似ています。

 

「天真爛漫」「直情径行」「生真面目」については、こちらの記事に詳しく書いています。

 

「天真爛漫」とは?意味や語源、英語&類義語【使い方の例文】

 

「直情径行」とは?意味や語源、使い方の例文【英語表現&類義語】

 

「生真面目」とは?意味や特徴、英語表現と類義語【使い方の例文】

 

 

 

「純真無垢」の使い方

 

最後に、「純真無垢」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「天真爛漫に笑う彼女は、純真無垢という言葉が本当によく似合う。」
  2. 「彼女は、人を疑うことを知らないようだ。一体どうやって育てば、あんなに純真無垢に育つのだろうか。」
  3. 「純真無垢な赤ん坊の笑顔は、疲れ果てた心を癒してくれる。」
  4. 「子供が無邪気に遊ぶ姿は、まさに純真無垢だ。」
  5. 「君の純真無垢な笑顔は、まさに天使だ。」

 

「純真無垢」は、混ざりけのない・綺麗な心を持っている人を対象に使います。

「〇〇は、純真無垢だ」「純真無垢な~」などと、誰を褒める時に使うことが多いですね。

 

相手をよく見て使いましょう

「純真無垢」は、基本的には女性や子供を対象に褒め言葉として使いますが、相手や場面によっては良いイメージで受け取らないこともあるので注意が必要です。

特に、男性(中でも成人以上)などには使わない方が無難と言えますね。

 

 

 

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まとめ:「純真無垢」でいるために

 

以上、「純真無垢」について、ご紹介してきました。

まとめると、以下の通りです。

 

読み方 じゅんしんむく
意味 一片の曇りもなく、邪な気持ちが全くない心
語源 「純真」「無垢」ともに、「心に邪な気持ちが全くないこと」という同じ意味を持つ言葉を繰り返して強調している
英語表現 ・pure(純真無垢)
・innocent(純真無垢)
類義語 ・天真爛漫(てんしんらんまん)
・直情径行(ちょくじょうけいこう)
・生真面目(きまじめ)

 

ここまで「純真無垢」についてご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?

どんなことに対しても穢れ(けがれ)のない人というのは、素晴らしいですね。

人は色々な出会いや経験などがあり成長しますが、苦手な嫌なことに対しても目を背けずに向き合ってきた人には、この「純真無垢」な部分が残っているんでしょうね。

誰かに振る舞う態度や何かに取り組む姿勢を見ていれば、その人の成り立ちも見えてくるというものですね。

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