「緩急自在」とは?意味と語源、英語表現と類義語【使い方の例文】

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テレビで野球観戦していると実況や解説がありますよね。「緩急自在なピッチングで打者を翻弄しています。」なんて聞くと、ピッチャーが変化球をうまく使っていいピッチングをしている光景が思い浮かぶと思います。

ところで「緩急自在」って、どんな意味なのかお解りですか?

野球解説以外にも他のスポーツであったり日常でも使われるような言葉なので、しっかりと意味を理解しておきたい言葉です。

この記事では、「緩急自在」の意味や語源、英語補用減や類義語、使い方の例文をご紹介します。

 

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「緩急自在」の意味と語源

「緩急自在」の意味

それでは、「緩急自在」の意味をご紹介します。

まずは読み方ですが、「緩急自在」は「かんきゅうじざい」と読みます。

「緩急自在」とは、「状況などに応じて早くしたり遅くしたり、緩めたり厳しくしたりと思うままに操れるさま。」という意味です。

スポーツをやっている人や観ている人にはなじみのある言葉だと思いますが、簡単に言うと「好きなように、早くしたり遅くしたり(緩めたり強めたり)できる。」というような意味です。ボールの動きを表現するのに使いやすいですね。

「緩急自在」の語源

続いて、「緩急自在」の語源をご紹介します。

「緩急自在」を二語に分けて紐解いていきます。

まず「緩急」は「緩やかなことと、急なこと。遅いことと、速いこと。」という意味です。

次に「自在」ですが「意のままであること。自分の思うとおりにできること。また、そのさま。」という意味で、いろんな四字熟語に使われている言葉ですね。

これら二つを合わせると「緩やかなことと、急なことを自分の思うとおりにできること。」となります。

また、「緩急」は反対の意味となっている「緩」と「急」の二つの漢字を組み合わせており、ほかにも「強弱」「大小」「抑揚」などが同じような構成になっています。どれも意味合いが似ているので、普段使い慣れているこれらを意識すれば使い方がイメージしやすいですね。

 

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「緩急自在」の英語表現と類義語

「緩急自在」の英語表現

次に、「緩急自在」の英語表現をご紹介します。

  • varying the tempo or speed at will(緩急自在)

【例文】

  • That pitcher can vary the tempo or speed at will(あのピッチャーは緩急自在のピッチングができる)
  • He talks varying the tempo or speed at will(彼の話は緩急自在だ)

「vary」は「変える」という意味で、「tempo or speed」は「テンポと速さ」という意味です。「at will」は「思い通り」という意味なので、これらで「思い通りにテンポや速さを変えること」という直訳になります。

また、「緩急自在」は速さのこと以外にも厳しさの事についても言えるので、そういった時は「tempo or speed」の代わりに「strictness or looseness(厳しさとゆるさ)」に置き換えて表現できます。

「緩急自在」の類義語

「緩急自在」の類義語をご紹介します。

  • 一張一弛(いっちょういっし)
  • 縦横無尽(じゅうおうむじん)
  • 自由自在(じゆうじざい)

「一張一弛」は「弦を強く引っ張ったり、ゆるめたりすること。転じて、人に厳しく接したり、やさしく接したりすること。」という意味で、弓の弦についても使われたりします。

「縦横無尽」について、「縦横」は「自分の思うとおりに振る舞うさま。」という意味があり、「縦横無尽」で「思う存分に。」という意味になります。

「自由自在」は「自分の思うままにできるさま。」という意味です。緩急とか関係なく、いろんなことに使うことができます。

これらすべて「思いのまま」や「思うように」といった、自由にできるという意味を持っています。

「縦横無尽」「自由自在」については、こちらの記事に詳しく書いています。

 

「緩急自在」の使い方

最後に、「緩急自在」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「緩急自在のピッチングにやられてしまった。」
  2. 「あの選手の打つ球は緩急自在だ。」
  3. 「彼女のスピーチは緩急自在で引き込まれるね。」
  4. 「緩急自在な歌声で大ブレークした。」
  5. 「緩急自在な対応で助かった。」

「緩急自在な~」「緩急自在である」といった使い方が多いです。

スポーツのボールの動き以外に話し方や声の抑揚、態度などにも使うことができます。

使い方で注意しなければならないのは、相手に伝わるかどうかです。

例えば、(ボールの動きは言うまでもありませんが)「話し方や声の緩急」と言って相手に伝わるのはなぜでしょう。

それは、みんなが普段多少なりともそれを意識することがあるからです。

声の大きさであったり歌い方の激しさなどは、意識的にやっていて且つ分かりやすいので「緩急自在」と表現しても相手に伝わります。

「緩急自在」と言う前に、意味合いが伝わるかなと一度考えてから言うようにしましょう。

 

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仕事と遊びが「緩急自在」

これまでに述べてきました通り、最近では「緩急自在」はいろんなことに使われるようになってきました。

その一例として、「仕事と遊びが緩急自在」という使い方があります。意味はそのままで、遊びと仕事の切り替えがうまくいっている様子です。

仕事も遊びもオンとオフをハッキリさせて、効率の良い充実した日々を送りたいものですね。

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