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誰にでも「気分転換」をしたくなる時がありますよね。特に仕事や家庭で行き詰った時などに「気分転換」をしたくなる人が多いのではないでしょうか。
ちなみに私にとっての「気分転換」は、外の空気を吸いながら甘い物とコーヒーを頂くことです。
心身ともに癒された気分になるので「気分転換」として最高なんです。
ところで、「気分転換」という言葉の意味はご存知ですか?
この記事では「気分転換」の意味や語源、英語の表記や類義語、使い方の例文をご紹介します。
「気分転換」の意味と語源
「気分転換」の意味
はじめに、「気分転換」の意味についてご紹介したいと思います。
まずは読み方ですが、「気分転換」は「きぶんてんかん」と読みます。
「気分転換」とは「気分を切り替えること」「今までとは違う気分になること」という意味です。
つまり、「心の中をガラッと切り替える」ということですね。
「気分転換」の語源
次に、「気分転換」の語源についてご紹介します。
「気分」とは、「ある期間続く感情」「ある状況によって起こる感情」のことです。
続く「転換」とは、「今までとは別のものに変えること」「向きを変えること」という意味です。
ですので、「気分転換」は「感情を変えること」という意味になります。
「気分」は一人一人がそれぞれ感じるものなので、なかなか言葉では言い表しにくいですが、「気持ち」みたいにハッキリとした感情ではなく、その時の「気持ち」によって出来上がる自分の心の中の雰囲気を表す言葉といったところですね。
「気分が悪い」や「気分が優れない」など、体の様子を表す場合も「気分」という言葉が使われますが、ここでは「感情」を表す「気分」の方の意味となっています。
「気分転換」の英語表現と類義語
「気分転換」の英語表現
続いて「気分転換」が英語でどのように表現されているのかをご紹介します。
- For a change(気分転換)
【例文】
- Go out for a change.(気分転換に外に出る)
- I was exercise for a change.(私は気分転換に運動をしていた)
- I want a change of mood.(気分転換がしたい)
「for a change」は、「気分転換」「息抜き」という意味で使われている英語です。
「For」には「~のために」、「change」には「変わる」「切り替える」「変化」などの意味があります。
「気分転換」を表現する時は一つ一つの単語の意味を繋げるのではなく、「For a change」を一つの単語として考えます。
基本的には、例文のように「For a change」の前に「気分転換」となる内容を持ってきて英文を作ります。
また、「気分転換」したいと表現する場合は3つ目の例文のように、「~したい」という意味の「want」を前に置き、「change」の後ろに変えたいものを持ってきます。
後ろには、「気分」という意味の「mood」、「ペース」を意味する「pace」、そして「空気」を意味する「air」などが来ることが多いですね。
文章によって「change」をどこに置くのかが変わってくるので注意しましょう。
「気分転換」の類義語
次に「気分転換」と似たような意味を持つ言葉をご紹介していきます。
- 気分一新(きぶんいっしん)
- 心機一転(しんきいってん)
「気分一新」とは、「気分を変えること」「気持ちを新しくすること」という意味です。
前者の「気分を変えること」という意味は「気分転換」と全く同じですね。
「心機一転」とは、「あることがきっかけで、気持ちがすっかり変わること」という意味です。
少し意味は違いますが、「気持ちが切り替わる」という意味では「気分転換」と同じですね。
「心機一転」については、こちらの記事をご覧ください。
「気分転換」の使い方
最後に「気分転換」の使い方を紹介します。
【例文】
- 「気分転換に散歩をする」
- 「運動は気分転換になる」
- 「そろそろ気分転換しよう」
- 「気分転換に一杯飲みに行こう」
- 「たまには気分転換も必要だよ」
「気分転換」は気持ちを切り替えたい時に使われる言葉です。
「気分転換に~する」「気分転換になる」といった言い方をされることが多いですね。
「気分転換した方がいい」「気分転換も必要」など、行き詰ったり悩んでいる様子の人に対して励ましの言葉として使われる場合もあります。
また、「気分転換に飲もう」などと「気分転換」を誘い文句として使っている人もよく見かけますね。
「気分転換」の言い換え
最近は日常会話の中に英語が出てくることが多くなってきていますよね。
「リフレッシュタイム」「ブレイクタイム」などという言葉に聞き覚えがある方も多いのではないのでしょうか。
それぞれ、「元気になるための時間」「休憩時間」という意味ですが、これを「気分転換」の意味で使っている人も多くいますので、この二つの言葉も一緒に覚えておくといいかもしれませんね。
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