「異国情緒」の意味とは?英語表現や類義語、使い方の例文5つをご紹介!

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長期の休みが取れないという理由や、お金がないという理由で海外旅行をついつい諦めてしまう人というのは案外多いですよね。私もそのうちの一人です。しかし、最近そんな人達に人気となっている「異国情緒」スポットという場所があるんです。
海外に行けなくても「異国情緒」を味わえるなんて素敵ですよね。私はまだ行ったことがないのですが、いつか「異国情緒」を堪能しに行きたいと思っているところです。
ところで、「異国情緒」の意味はご存知ですか?
この記事では「異国情緒」の意味や語源、英語の表記や類義語、使い方の例文をご紹介します。

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「異国情緒」の意味と語源

「異国情緒」の意味

はじめに、「異国情緒」の意味についてご紹介したいと思います。
まずは読み方ですが、「異国情緒」は「いこくじょうちょ」と読みます。
「異国情緒」とは「いかにも外国らしい風情」「自国とは違った雰囲気」という意味です。
つまり、「外国風」であることを表す言葉ですね。最近は「エキゾチック」といった言葉で表現されることもあります。

「異国情緒」の語源

次に、「異国情緒」の語源についてご紹介します。

「異国」は「外国」を表す言葉ですが、詳しくは「風俗や習慣が異なる国」という意味です。「風俗」とは「しきたり」や「習わし」という意味ですが、「文化」といった意味でも使われています。ですので、「異国」は「しきたりや文化が違う国」といった意味になりますね。続く「情緒」は、「何かに触れて起こる様々な感情」や「様々な感情を起こさせる雰囲気」という意味です。ただし、「異国情緒」のように「~情緒」となる場合は、「そこで感じる雰囲気」「そこで感じる味わい」といった意味で使われることが多いです。
分かりやすく言えば「ムード」や「らしさ」といったところでしょうか。ですので、「異国情緒」は「外国らしい雰囲気」「外国らしさ」といった意味になることが分かりますね。

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「異国情緒」の英語表現と類義語

「異国情緒」の英語の表現

続いて「異国情緒」が英語でどのように表現されているのかをご紹介します。

  • Exoticism(異国情緒)

【例文】

  • A street with exoticism feelings.(異国情緒あふれる街並み)
  • I like exotic music.(異国風の音楽が好き)

「exoticism」は、「異国情緒」という意味です。日本でも「エキゾチシズム」という言葉をよく耳にしますよね。また、「エキゾチシズム」と同じような意味でよく使われている「エキゾチック」は、正確には「異国情緒の」や「異国風の」という意味です。どちらも同じような意味ですが、「exoticism」は名詞で「exotic」は形容詞です。
ですので、「異国情緒」という意味を表現する際には「exoticism」を使い「異国っぽい」といったニュアンスを表現したい場合は「exotic」を使うといいかもしれませんね。

「異国情緒」の類義語

次に「異国情緒」と似たような意味をもつ言葉をご紹介していきます。

  • 異国情調(いこくじょうちょう)
  • 異国趣味(いこくしゅみ)

「異国情調」は、「いかにも外国らしい雰囲気」「外国の物が作りだす雰囲気」という意味です。まさに「異国情緒」のことを表している言葉ですね。
「異国趣味」とは、「外国の物や風情に憧れて、趣を好むこと」という意味です。少し意味は違いますが、英語では「異国趣味」も「exoticism」と表現されるので、「異国情緒」と「異国趣味」は同じようなものであると言えます。

 

「異国情緒」の使い方

最後に「異国情緒」の使い方を紹介します。

【例文】

  1. 「異国情緒溢れるレストラン」
  2. 「ここは、異国情緒が漂う街だ」
  3. 「異国情緒豊かな街並み」
  4. 「昔は、異国情緒に満ちていた」
  5. 「異国情緒を味わいたい」

「異国情緒」は、「外国の雰囲気」といったニュアンスで使われることが多いです。
「異国情緒」であることを表現する際は、「異国情緒溢れる」「異国情緒漂う」「異国情緒豊か」といった言い方をされることが多いですね。また、「異国情緒を楽しむ」「異国情緒を味わう」などといった言い方をされる場合もあります。

「異国情緒」は、「海外みたいな雰囲気」や「日本ではないみたいな雰囲気」といったことを表現する際に使うといいかもしれませんね。

 

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「異国情緒」の読み方

「異国情緒」は「いこくじょうちょ」と読みますが、「いこくじょうしょ」と読まれる場合もあります。
もともとは「いこくじょうしょ」と呼ばれていましたが、漢字の音読み通り「いこくじょうちょ」と呼ばれるようになり、今では「いこくじょうちょ」が一般的となっています。
どちらも間違いではありませんが、現代では「いこくじょうちょ」と言った方が意味は伝わりやすいのかもしれませんね。

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