「奇々怪々」の意味や語源とは?使い方の例文や四字熟語の類語をご紹介!

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誰しも多かれ少なかれ、不思議な体験をしたことが一度はあるのではないでしょうか。
夏のある日、恐怖体験を話していたとき実際におこったことなのですが、話し終えた時間が深夜2時でした。
そのまま帰って家の時計を見ると、時計の針が2時で止まっていたのです。
この瞬間の恐怖と不思議な体験は、月日が経っても忘れることができないものとなりました。
この記事では、「奇々怪々」の意味や語源、英語・類義語表現や例文を用いた使い方についてご紹介していきます。

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「奇々怪々」の意味と語源

「奇々怪々」の意味

まずは読み方ですが、聞いたことがないということがないほどポピュラーな四字熟語です。
「奇々怪々」は「ききかいかい」とそのまま読みます。
これほど簡単なのでテスト問題には出題されることは少ない傾向にあります。
「奇々怪々」とは、「非常に奇怪で不思議なさま」という意味です。
人間でも解明できないことが世界にはたくさんあります。そんな「奇妙」なことや「怪しい」ことを重ね合わせることで、奇怪なことを強調した意味になります。

「奇々怪々」の語源

では、「奇々怪々」の語源について見ていきましょう。

  • 「奇」・・・「奇妙な」という意味
  • 「怪」・・・「怪しいこと」という意味

「奇々怪々」は書籍などの引用ではなく、共に不思議なことを意味する2つの漢字を合わせ常識では考えられないことを伝える四字熟語として使われるようになりました。同じ意味を繰り返すことで、伝える側の思いがより強く感じることができますね。

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「奇々怪々」の英語表現と類義語

次に「奇々怪々」の英語、類義語にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

「奇々怪々」の英語表記

「奇々怪々」の英語には以下のようなものがあります。

  • monstrous
  • very strange
  • flaky

【例文】

  • There are many events that very strange in the world.(世の中は奇々怪々な出来事が多くある。)

「奇々怪々」の意味の「奇怪な」を意味する英語は多くありますが、その中でもより近い「very strange」の「とても奇妙な」という英語を使うと伝わりやすいですね。

「奇々怪々」の類義語

それでは、「奇々怪々」の類義語にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

  • 奇想天外(きそうてんがい)

「奇想天外」は「普通では考えられないほど全く思いもよらない奇抜なこと」という意味です。「奇々怪々」は主に現象などを対象にするのに対して、「奇想天外」は発想など考えなどに使われますね。

 

「奇々怪々」の使い方

最後に、「奇々怪々」の使い方について例文を用いて見ていきましょう。

【例文】

  1. 「彼女の行動は、奇々怪々で予測不能だ。」
  2. 「あの山では、奇々怪々な現象がよく起きている。」
  3. 「奇々怪々なことに誰もいないのに、あのドアが開いた。」
  4. 「子どもの頃、奇々怪々な恐ろしい話が好きだった。」
  5. 「奇々怪々なことに、誰もいない部屋のテレビが突然ついた。」

「奇々怪々な〇〇」といった使い方をすることが多く、出来事や現象といったものを表現するときによく使われます。また、読めない人のことを「奇々怪々な性格」などと揶揄する場合にも使うことがあるでしょう。

 

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解明されないことは無限にあるということ

ここまで「奇々怪々」について解説してきました。
現代社会は便利なものに溢れ、どんどん進化しています。しかし人間をもってしても解明できない不思議なことは、古代より現代まで受け継がれているのです。無理に解明しようとして悪いことが起きた、なんていう話も聞きますよね。動物は好奇心旺盛な生き物です。
どんなことでも知りたいと言う欲望がありますが、あえて触れないことがあるもの「奇々怪々」を楽しむことができるのではないでしょうか。身の回りでおきる「奇々怪々」な出来事はこれからも無限にあって、それがまた生きているって事なのかもしれませんね。

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