「不可思議」とは?意味や単位の語源、英語表現や使い方の例文をご紹介!

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世の中には私たちの知識の及ばないような、神秘的なことや不思議なことがたくさんありますね。宇宙がなぜ生まれたのか、これからどうなっていくのか…。考えても考えても尽きないものです。
ところで、「不思議」という言葉、実は「不可思議」という四字熟語の省略語だったってご存知でしたか?
この記事では「不可思議」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

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「不可思議」の意味と語源

「不可思議」の意味

それでは「不可思議」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「不可思議 」は「ふかしぎ」と読みます。
「不可思議」とは「常識では考えられないこと。考え及ばないこと。異様なこと。また、そのさま。」という意味です。
また、日本の単位で「10の64乗」を表す単位でもあります。

「不可思議」の語源

次に、「不可思議」をそれぞれの漢字を分解して意味を見てみましょう。

まず「不可」は物事ができないこと。「思」は考えること。「議」は議論の議なのでことばにすること。つまりは「考えたり議論ができない」という意味になります。
また、「不可思議」は仏教用語の一つでもあり、大辞林には「言葉で表したり、心でおしはかったりできないこと。仏の智慧や神通力についていう。」という記載があります。
要するに、考えてもわからないような、仏の力やその働きについて使われていた言葉が語源なのです。

これが転じて「数えきれないほどの単位」の一つとして、「一不可思議」という単位が生まれました。

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「不可思議」の英語表現と類義語

「不可思議」の英語表現

ここまで日本語の意味をご紹介してきましたが、英語ではの表現をいくつかご紹介します。

  • mystery(神秘)
  • wonder(不思議に思う・驚く)
  • miracle(奇跡)

【例文】

  • What a wonder!(なんたる不思議!)
  • I wonder at you.(君にはあきれるよ)
  • The truth is still a mystery.(真相は依然として藪の中だ)
  • He is burrowing into a mystery of the universe.(かれは宇宙の神秘を探っている。)
  • A miracle has happened.(奇跡が起きた。)
  • It’s a miracle that he arrived.(彼が生きているのは奇跡だ。)

英語に置き換える際、「mystery」は神秘的で不可解なもの、「wonder」は意外性や好奇心をそそられるもの、「miracle」は通常ではありえない奇跡のようなものをそれぞれにイメージして使われています。
英語では微妙にニュアンスの異なりがありますので、どの単語を使用するかは上記を参考にしてみてください。

「不可思議」の類義語

「常套手段」に似た意味の言葉をご紹介します。

  • 怪奇現象
  • 超常現象
  • 不可解

「怪奇現象」とは、「不可思議」という「人知の及ばないもの」というような意味で使われます。
「超常現象」は「自然科学の知見では説明できないこと」を指すため、より科学的でオカルトチックなイメージで使用されることが多いです。
一方「不可思議」は、「不思議」と略されるようにより一般的で規模の小さな事柄にも使われています。規模感の違いで使い分けるのがよいでしょう。
「不可解」とは、「不可思議」により近い意味で用いられていることが多いです。文字の通り「理解ができない、わけがわからない」ことをさし、「不可思議(不思議)」よりも「頭で考えてもわからない」というイメージで使われています。

 

「不可思議」の使い方

最後に「不可思議」の例文や使い方をご紹介します。

【例文】

  1. 「不可思議な出来事が起こると、人は言葉を失う。」
  2. 「宇宙の不可思議を解明するのが私たち研究者の使命だ。」
  3. 「人の心の不可思議さについては、どれだけ考えても答えが出ない。」
  4. 「海外にいるはずの彼があの場にいるのは、不可思議な話だ」
  5. 「ブラックホールが蒸発するまでには、およそ1000不可思議年必要だ。」

「不可思議」は常識では考えられないことに対して使われます。
「不可思議な~」と形容詞で使うほか、「不可思議」「不可思議さ」という名詞形で使うことが多いです。また、専門用語として、数学の単位として使われています。

省略語の「不思議」に馴染みのある私たちですが、「不可思議」という表現をしようすることでより神秘的で規模感の大きな印象を相手に与えることができますよ。
また、「不可思議」という単位は使うことはあまりありませんが、雑学として知っておくのが良いでしょう。

 

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毎日の生活に馴染んでいる仏教語「不可思議」

「不思議」という私たちに馴染みのある言葉の語源、「不可思議」。
仏教からできた言葉であることから省略せず使うことで、より神秘的で大きな謎を秘めた印象になることがお分かりいただけましたか?
少しの表現の違いで、日本語はニュアンスが違ってきます。適材適所で言葉を使っていけるよう、普段使っている言葉の語源を知っておくのは大切ですね。

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