小学生が四字熟語を覚えるには語源も学ぶべき【漢字勉強サイトもご紹介】

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小学生の子供に四字熟語を学ばせたい親

「小学生の子供が漢字を覚えてきたから次に四字熟語を覚えさせたいけど、早く四字熟語を覚えるために意味以外に紹介しているサイトはないかなー?」

 

 

 

 

そんな疑問に答えていきます。

 

記事の内容

小学生が四字熟語を覚えるには語源も学ぶべき

  • よくある質問①:漢字の意味だけ覚えられればいいんだけど?
  • よくある質問②:一つ覚えるのに時間がかかってしまうのでは?

【低・高学年別】小学生向けの四字熟語50選

 

【記事の信頼性

当サイトは、四字熟語の意味だけでなく由来や語源、使い方や類義語・英語表現まで扱っており、今では2年以上運営しています。

現在、500記事以上を定期的に投稿中。

 

四字熟語の勉強法について、数百記事の四字熟語を扱ってきた経験に基づいて解説していきます。

 

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小学生が四字熟語を覚えるには語源も学ぶべき

小学生が四字熟語を覚えるコツは意味+語源を学ぶことです。

なぜなら、それはただの丸暗記ではなくなるから。

誰しも経験があるとは思いますが、記憶に残る言葉や出来事というものはストーリーやその言葉の本来の意味を知っているからですよね。

なので、意味だけで覚えられないお子さんは、その四字熟語が持つ由来やそれぞれの言葉の意味(語源)を知ることが大事です。

意味だけで覚えられる四字熟語は、そのままで良いと思います(普段から使うことが多いなど)。

 

よくある質問①:漢字の意味だけ覚えられればいいんだけど?

漢字の意味だけだと記憶に残らず、結果問題が解けません。

問題の出題形式を見ていただければわかると思いますが、意味から四字熟語を書くというものがあると思います。

なので、漢字だけを覚えようとすると意味=本来の意味である由来や語源の部分がないので忘れてしまいます。

しかも意味を覚えるだけでは、数多くある四字熟語の中で微妙な違いのある類義語や漢字の持つ意味まで理解できていないので、結果的に問題が解けません。

 

よくある質問②:一つ覚えるのに時間がかかってしまうのでは?

一語あたり1~2分と考えればコスパは良いです。

四字熟語は学生の間=問題が解ければ良いというものではなく、将来お子様が大人になった時にも役立つは言うまでもありませんね。

算数の九九のように、一語あたり1~2分程度で将来役立つ知識が定着するのであればコスパが良いのではないでしょうか。

 

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小学生向けの四字熟語50選

ここでは、小学生が覚えるべき有名な四字熟語の意味と由来や語源をご紹介します。

ちなみに、中には中学校で習う漢字もありますが、これを機に覚えておきましょう。難しい漢字も覚えておけば、後々役に立ちますからね。

では、早速行きましょう。

【小学生向け】四字熟語の意味と由来や語源50選

 

合縁奇縁(あいえんきえん)

意味:不思議な力によるめぐり合わせの縁。人と人の結びつき。気の合う人。合わない人もいるということ。

語源:「合縁」は「縁があってよく気心の合うこと」ですが、単なる縁ではなく「因果(いんが)」や「因縁(いんねん)」が「合縁」の本質です。
「奇縁」とは常識では考えられない縁や全くの偶然である縁、不思議な縁ということを指します。「奇縁」は自分の行動が関係している縁ではなく、自分以外の人の縁や時間・場所など他の条件に左右され、まったく予測がつかないことなのです。

参考記事:「合縁奇縁」とはどんな意味?読み方や英語・類義語、使い方の例文

 

曖昧模糊(あいまいもこ)

意味:ぼんやりとしていてはっきりとしない様子。

語源:「曖昧」は、暗くてはっきり見えない様子という意味で、「模糊」は、本当の姿かはっきりとわからないという意味です。
「曖昧」も「模糊」も同じ意味の熟語ですが、二つの意味を重ねることで物事の本質や実体がぼんやりとすることをより強調した意味の熟語になります。

参考記事:「曖昧模糊」とはどんな意味?読み方や使い方の例文【英語・類語表現】

 

青息吐息(あおいきといき)

意味:非常に困難なときや、苦しいときに発する元気のないため息。そのようなときの状態のこと。

語源:「青息」とは苦しい時の息のことを言います。苦しくて青ざめて吐く息までも青く見えるようなことです。次に「吐息」とは、ため息のことで「がっかりしたり、緊張がゆるんだ時に出る息」のことです。
この二語はどちらも「息」を表す熟語で「青息」、「吐息」と言葉を重ねることで語調を整えて意味を強調したものです。

参考記事:「青息吐息」の意味と読み方とは?語源や使い方の例文【英語&類語】

 

悪戦苦闘(あくせんくとう)

意味:困難なことを乗り越えようと必死に頑張ること。

語源:「悪戦」は不利な戦いという意味で、「苦闘」は苦しみながら戦うという意味です。
「悪」といえば「悪い」とも言います。「悪い状況の戦い」が「悪戦」であり「苦闘」も「苦しい状況で闘う」という意味から強調して、強い相手との苦しい戦いを表した四字熟語になっています。

参考記事:「悪戦苦闘」の意味と使い方!使い方の例文、英語・類義語表現をご紹介

 

阿鼻叫喚(あびきょうかん)

意味:目も当てられないような悲惨な目にあい、救いを求めて泣き叫ぶさま。

由来:「阿鼻叫喚」という言葉はインドや南アジア、東南アジアなどで使われている「サンスクリット語」がルーツとなっています。
「阿鼻」という部分はサンスクリット語の「avici」から来ており、意味は「無間」つまり「ひっきりなしに」ということになります。
特に仏教の教えの中で人は悪いことをすると地獄に落ちるという説がありますが、実はその地獄の種類は8種類もあるとされ、生きている間に犯した罪によって、どの地獄に落ちるかが変わってくるとされています。
以上のような8つの地獄は「八熱地獄」と呼ばれています。
そして、阿鼻(無間)地獄というのがその中でも最も重い罪を犯した者たちが行く末の、一番苦しい罰が与えられる地獄なのです。
次に「叫喚」の部分ですが、サンスクリット語でいう「raurava」という「叫び声」という意味の言葉を漢字に直したところからきた言葉です。実は八熱地獄のうちの第4の地獄の名前は叫喚地獄。「叫喚」もまた、地獄の名前になるような恐ろしい言葉です。

参考記事:「阿鼻叫喚」とは?意味や読み方、使い方の例文や英語・類語表現について

 

阿諛追従(あゆついしょう)

意味:相手に気に入られようとしてこびへつらうこと。自分が気に入られたい人に対して媚びること。

語源:「阿諛」は相手の顔色を見て気に入られるようにふるまうことで、「追従」はこびへつらうことです。似た意味を持つ言葉をつないで意味を強めているのが分かりますね。
ここで気になる漢字は「諛」ですが、音読みでは上記の「ゆ」訓読みでは「へつら(う)」という読み方をするので納得ですね。

参考記事:「阿諛追従」の意味や語源とは?難しい四字熟語の使い方と例文をご紹介!

 

安心立命(あんしんりつめい)

意味:心を安らかに保ち身を天命に任せ、どんな時にも動じないこと。

由来:「安心立命」の由来は、中国の「景徳伝燈録」という書の中にあります。「安心」とは、仏教語で「心が安定していること」「安らぎを得ること」という意味です。もとは「あんじん」と呼ばれていましたが、江戸時代頃から「あんしん」と呼ぶようになりました。続く「立命」は、儒教の用語で「天命を全うすること」という意味です。
つまり、「安心立命」は「心を安らかにし天命を全うする」という意味になりますね。そして、これが「身を天命に任せて心安らかに落ち着いていること」「心が安らかで、どんな時も動じないこと」という意味で使われるようになりました。

参考記事:「安心立命」の意味や語源とは?英語&類義語、使い方の例文をご紹介!

 

暗中模索(あんちゅうもさく)

意味:何もわからない状況でも、とにかく色々なことを試してみること。

由来:「暗中摸索」の由来は、【隋唐嘉話】という唐代の歴史家がまとめた書物の一節が由来の故事成語です。【隋唐嘉話】(ずいとうかわ)の中の一節を、ご紹介します。
中国の唐という時代に許敬宗という優れた政治家がおりました。
ただ、その人はもともと物忘れがひどく、人の名前を憶えていないことが多かった。
そのため「あの人の注意力のなさや思慮のなさには困ったものだ。」と、噂されてしまった。
これを耳にした時に許敬宗が「その辺の一般人の名前をいちいち覚えていても仕様がない。
例えば、それが曹植、劉公幹、沈約、謝霊運(いずれも古代の文豪詩人)達だったら、暗中模索しても思い出してみせるよ。」と言っていたそうです。

参考記事:「暗中模索」とは?意味や由来、例文による使い方【英語&類義語】

 

遺憾千万(いかんせんばん)

意味:物事が思うように進まず、残念で非常に心残りであるさま。

語源:「遺憾」は「思う通りにならず残念なこと、心残りであること」という意味があります。「誠に遺憾です」などとよく耳にしますね。
「千万」は「この上ないこと、様々であること、はなはだしいこと」という意味があります。千と万という数が多いことを表す漢字から、非常に多いさまをイメージすることができるかと思います。
「遺憾千万」で、思う通りにならずに心残りであること、非常に残念であることを表します。

参考記事:「遺憾千万」とは?意味と語源、使い方の例文【類義語と英語表現】

 

意気軒昂(いきけんこう)

意味:気力がきわめて盛んなこと。元気な様子。

語源:「意気」は「気持ち、気力」という意味で、「軒昂」は「気持ちが高く上がること」という言葉が合わさってできた言葉です。
「意気」は漢字から何となく読み取れますが、「軒昂」は聞きなれませんね。それぞれ「軒」は「上がる」、「昂」は「高い」という意味です。

参考記事:「意気軒昂」の意味や英語&類義語とは?例文による使い方もご紹介

 

意気消沈(いきしょうちん)

意味:元気がなく、がっかりしている様子。

語源:「意」とは「意識」「意志」などにも使われるように人間の「気持ち」をいう表現をした感じです。その気持ちや意気込みが「消沈」という「消え失せる」という意味の熟語を合わせることで「気持ちが落ち込む」「気持ちが落ちる」という四字熟語になって使われるようになりました。

参考記事:「意気消沈」とは?意味や語源、使い方の例文をご紹介【英語・類義語】

 

意気投合(いきとうごう)

意味:気持ちがピタリと合うこと。

語源:「意気」は「意志や気持ち」、「投合」は「ピッタリと合うこと」という意味です。
「投」には「差しだして、ある場所に収まるようにする」という意味もあります。

参考記事:「意気投合」とは?意味や語源、英語&類義語表現や使い方の例文!

 

意気揚々(いきようよう)

意味:得意で元気のあふれている様子。得意げで威勢が良い。いかにも誇らしげに振る舞うこと。

由来:中国の春秋時代に、晏嬰(あんえい)という小男がいました。この晏嬰さんは見た目がぱっとしないのですが、実は大国である斉(せい)の宰相(さいしょう:首相)を務め、その名声を周辺諸国に響かせていました。
晏嬰さんは、外出する時はいつも大きな屋根付き四頭立ての立派な馬車に乗っています。
その馬車の馭者(ぎょしゃ:運転手)をしている男の妻が、立派な馬車の馭者席に座っている夫を陰から見ていました。夫は「意気揚々」としていて、すごく得意気な様子でした。
しばらくして夫が帰ってくると、この妻はなぜか急に離婚をしてくれと言い出したのです。
妻は「晏嬰さまは小男だけど思慮深そうに見えて、そしていつもへりくだっていらっしゃるわ。それなのにあなたは体ばかり大きくて、単なる馭者にすぎないのに満足気に馭者の席でふんぞり返っているの。そんな人とは恥ずかしくて夫婦でいられないわ」と言いました。
これを言われた後の夫は、とてもショックでふんぞり返ることもなくなりました。
その様子を見て気になった晏嬰さんは夫に訳を聞き、夫を少し上の階級の職に就かせました。

この夫婦が離婚したかどうかは解りませんが、またまた晏嬰さんの株が上がったのは間違いありませんね。
このように「意気揚々」とは、馬車の馭者が地位の高い人を乗せているだけでふんぞり返っているというところからできた言葉です。

参考記事:「意気揚々」とは?意味や語源、使い方のコツと例文【英語&類語】

 

異口同音(いくどうおん)

意味:多くの人がみな口をそろえて同じことを言うこと。みんなの意見が一致すること。

由来:「異口同音」は南北朝時代、沈約によって編纂された「宋書・列伝傳第十三 張茂度 庾登之 謝方明 江夷」の中にある「昨出伏復深思,祇有愚滯,今之事蹟,異口同音,便是彰著,政未測得物之數耳。」という句に由来しています。

仏典によく出てくる言葉で、本来は『釈迦の説法に感激して、衆生が口々に賛嘆するさま』『堂に集まった信者が口々に念仏を唱えるさま』などを形容する言葉として利用されていました。

参考記事:「異口同音」の意味や由来とは?英語訳や類語、使い方の例文をご紹介!

 

異国情緒(いこくじょうちょ)

意味:いかにも外国らしい風情のこと。自国とは違った雰囲気のこと。

語源:「異国」は「外国」を表す言葉ですが、詳しくは「風俗や習慣が異なる国」という意味です。「風俗」とは「しきたり」や「習わし」という意味ですが、「文化」といった意味でも使われています。
「情緒」は、「何かに触れて起こる様々な感情」や「様々な感情を起こさせる雰囲気」という意味です。ただし、「異国情緒」のように「~情緒」となる場合は「そこで感じる雰囲気」「そこで感じる味わい」といった意味で使われることが多いです。

参考記事:「異国情緒」の意味とは?英語表現や類義語、使い方の例文5つをご紹介!

 

已己巳己(いこみき)

意味:互いに似ている。双方が似ていて見分けのつかないことのたとえ。

語源:「已己巳己」は一つずつの漢字の意味はバラバラなのです。
「已」は「すでに、やむ(おわる)、のみ(だけ)」
「己」は「おのれ、つちのと」
「巳」は「み(へび)」
「已己巳己」は見た目重視の四字熟語なのです。

参考記事:「已己巳己」の意味や使い方の例文!気になる読み方や英語・類語表現とは?

 

意志薄弱(いしはくじゃく)

意味:何か言動をするときの気持ちが弱いこと。

語源:「意志」は「物事をやり遂げようとする気力」、「薄弱」は「弱くて頼りないこと」という意味です。
一つの目標を決めた「意志」が弱く断念してしまう恐れのあることを表現したことが、「意志薄弱」の由来となっています。

参考記事:「意志薄弱」とは?意味や語源、英語や類義語【使い方の例文つき】

 

石部金吉(いしべきんきち)

意味:真面目で融通のきかない人物。実直だが頭が固い人。

語源:江戸時代の歌舞伎「五大力恋緘(ごだいりきこいのふうじめ)」の一節に、「菊野さんは石部金吉」とあります。
また、同じく江戸時代に書かれた浮世草子「世間妾形気(せけんてかけかたぎ)」では、「いまだ四十に足らぬ人物なれども物堅きこと石部金吉にて、忠義専らの武士」と書かれています。
伝統と恩義を重んじる江戸時代の武士は「石部金吉」な人物として描かれたようですね。

参考記事:「石部金吉」とは?意味や由来、読み方・使い方の例文【英語・類語】

 

医食同源(いしょくどうげん)

意味:病気にならないために、日頃からバランスの良い食事を摂ること。

語源:「医食」は「食事と医薬」、「同源」は「根源が同じ」という意味です。
1970年代、日中国交回復を機に中国式食養生がブームとなり、そのときに生まれた造語です。古代中国では、医師を4つのランクに分けました。最高位の医師は「食医」で、王の食事の管理・調理を任されていました。ここからもわかるように「食」は「薬」として重要とされていたのです。その意味でも「医」や「薬」は食にあり、根源は同じだという「同源」の思想が現在の「医食同源」になっています。

参考記事:「医食同源」の意味や語源とは?英語・類義語表現、使い方の例文のご紹介

 

以心伝心(いしんでんしん)

意味:心と心で通じ合い、文字や言葉を用いなくともお互いの意志が通じること。

語源:仏教で、言葉で表すことのできない仏法の奥義を師の心から弟子の心に伝えること。禅の奥義の伝承方法。

参考記事:「以心伝心」の意味と語源、使い方の例文【類義語と英語表現】

 

一意専心(いちいせんしん)

意味:他に心を動かされず、ひたすら一つのことに集中すること

語源:「一」は「ひとつのこと」、「意」は「自分のやりたいことや考えを、目的として決めること」、「専心」は「迷い・妬みや恨みなど邪心を起こさず無心になること」という意味です。
「一意専心」をは、中国春秋時代の政治論書であります「管子(かんし)」に記載されています。心とは、五感から生まれる感情であり、五感を集中させひとつの目的を行うことを表現しています。

参考記事:「一意専心」とは?意味や英語&類義語表現、使い方の例文をご紹介

 

一衣帯水(いちいたいすい)

意味:両者の物理的距離が近いこと。両者の関係が深いこと。

語源:「一」は「ひとつ・個体」、「衣帯」は「衣服の帯」、「水」は「川や海」という意味です。
中国の史書である「陳書」にある「我為百姓父母、豈加限一衣帯水、不拯之乎」を現代語に訳すと、「私は、民衆の親の立場にあって、どうして揚子江に隔てられているからと言って、その民を救わないでいられないでしょう。」という意味になります。
陳の皇帝は悪政を行ったうえに贅沢三昧に溺れたおろかな皇帝であった為、民衆は飢えと貧困に苦しみました。その様子を揚子江を挟んだ北朝の隋の皇帝は、南朝に攻め入って民衆を救おうと決意して言ったときの言葉です。

参考記事:「一衣帯水」とは?意味や語源、例文による使い方【英語と類語】

 

一牛鳴地(いちぎゅうめいち)

意味:牛の鳴き声が聞こえる範囲の土地。きわめて近い距離のたとえ。

語源:「一」は「一つ」、「牛鳴」は「牛が鳴くこと」、「地」は「土地」という意味です。
「のどかな田舎、田舎風景」という意味も持っており、牛の鳴き声が聞こえるというシチュエーションから来ています。

参考記事:「一牛鳴地」とは?意味や英語表現、四字熟語の類語【使い方の例文】

 

一言居士(いちげんこじ)

意味:何事にもひとこと言わなければ気がすまない人。

語源:「一言」は「ひとこと発言する」、「居士」は「仏教の修行をする人」という意味です。
「居士」とは元は仏教語です。中国では学歴が高い人でも仕官しない人のことを意味となり、日本では在家で修行する男子のことを意味する言葉になりました。
後に故人の男子の戒名として使われるようになり、在家で修行したことからお寺で修行するより下の位の男子に付けられるようになりました。

参考記事:「一言居士」の意味や読み方や由来。使い方の例文や英語・類語のご紹介

 

一言一句(いちごんいっく)

意味:ひとつひとつの言葉。わずかの言葉。

語源:「一言」は「ひとこと、ひとつの言葉、わずかな言葉、ちょっと言うこと」、「一句」は俳句や和歌などのことを表すことと、「一言一句」の場合は「話・文章などの一節、また一言」という意味です。

参考記事:「一言一句」とはどんな意味?使い方の例文5つと使える英語&類語をご紹介!

 

一言半句(いちごんはんく)

意味:ほんの少しの些細な言葉。短い言葉。ひと言。

語源:「一言」とは、「ちょっとした言葉、ひとこと」という意味です。「一言」は訓読みで「ひとこと」と読んで使用される場合が多いですね。
次に「半句」ですが、「ほんの少しの言葉、一言にもならない程の少しの言葉」という意味です。「句」という漢字は「俳句」などで使われるように「あるまとまった言葉」を意味します。「半」という漢字は「途中、分かれた」という意味なので、「半句」は「一言にもなっていない、わずかな言葉」ということになります。

参考記事:「一言半句」とは?意味と語源、英語表現と類義語【使い方の例文】

 

一期一会(いちごいちえ)

意味:生涯に一度まみえること。一生に一度限りであること。

語源:利休の弟子である宗二(1544~1590)の『山上宗二記』に「一期に一度の参会」とあり、「いついかなる時も、客を、一生に一度しか出会いの無いものとして、悔いの無いようもてなせ。」という教えから一期一会は茶道の言葉となりました。
「一期」とは仏教用語で、人が生まれてから人生を終えるまでの間という意味です。すなわち「一生涯」のことですね。「一会」とは一度の茶会のことを指します。
この茶道の心構えとして使われていた言葉が後に、現在使われている「生涯に一度まみえること」「一生に一度限りであること」という意味として、人との出会いなどにも使われるようになりました。

参考記事:「一期一会」の意味や由来を簡単に紹介。英語や使い方の例文について

 

一言芳恩(いちごんほうおん)

意味:ちょっと声をかけてもらったことを忘れずに感謝すること。また、一声を賜った恩に感じてその人を主人と仰ぐこと。

語源:「一言」はそのまま、「ひとこと、一声」の意味です。これは実際の言葉が一言ではなく、一度声をかけてもらったことを意味します。
もう一方の「芳恩」ですが「芳」は自分以外から受けた物事に対して敬意を表す漢字で、「恩」は他人からもらった有り難いことを表しています。
この漢字を合わせることで「人からもらったありがたい恩に敬意を表すこと」という意味になります。

参考記事:「一言芳恩」の意味や語源とは?使い方の例文あり【英語&類義語】

 

一日千秋(いちにちせんしゅう)

意味:非常に待遠しいことのたとえ。物事や人が早く来てほしいと願う気持ち。

語源:「一日千秋」は元々「一日三秋」ということでした。これは中国最古の詩集と言われる「詩経」に出ています。
「一日三秋」は春の草摘みをする少女たちの恋の歌でした
少女たちは恋する相手のことを思い「1日会わなければ三秋も会わないように思う」とうたったのです。
「好きな人に一日会わなければ、秋の間ずっと会わない気持ちになる」ということで、昔は旧暦で7月8月9月が「秋」だったので、3ヶ月の秋の期間会えないと嘆いています。
この「三秋」は三周りの秋とも言われており、これは好きな人に会わずに3年も秋が巡ってくるということで、少女にとってはとてもつらい月日ですね。
そして「三秋」は「千秋」に変化していきます。
「千秋」の方が「1000年」ということで、より実感がこもっているからこのように変化したとも言われますが、おそらく口伝えに「三秋」が3ヶ月ではなくもっと長い期間の3年の秋に変化し、「さんしゅう」というのが訛り(なまり)、「せんしゅう」と聞こえ「千秋」になったと思われます。3ヶ月よりは3年の方が辛そうに聞こえるし、「3年って言ってるけど1000年じゃない?そっちの方がより辛そうだもの。」という具合に変化していったのでしょう。この詩集は古代中国(紀元前)の物、およそ2000年以上前のものです。「三」が「千」に変化してもおかしくありませんね。

参考記事:「一日千秋」の意味や由来をわかりやすく解説!使い方の例文もご紹介!

 

一汁一菜(いちじゅういっさい)

意味:ごはんに対して汁物椀、シンプルなおかずのこと。質素な食事のこと。

語源:「一汁一菜」という献立は、禅宗のお坊さんたちが食べていた食事のことを指したのがきっかけだと言われています。
お坊さんたちは常に質素かつシンプルな食事をしていました。
「一汁一菜」に含まれる「一菜」で、お坊さんたちが口にしていたのはなんと「お漬物」だったのです。
非常にシンプルな献立だったということが分かりますよね。
以上のように、おかずと言ってもかなり質素なものを指していたことから、一般の食卓で使われるようになった今でもその名残で「質素な食事」と理解されているのです。

参考記事:「一汁一菜」とはどんなメニュー?意味や由来や使い方【英語・類語】

 

一念発起(いちねんほっき)

意味:それまでの考えを改め、何かを成し遂げようと決意し熱心に取り組むこと。

語源:「一念発起」は、もともと仏教の言葉で、「今までの気持ちを改めて仏道に入り、悟りを開こうと決心すること」という意味があります。
これが仏教以外でも使われるようになり「今までの気持ちを改めて何かを成し遂げようと決意すること」という意味になりました。

参考記事:「一念発起」とは?意味や語源、使い方の例文をご紹介【英語&類語】

 

一病息災(いちびょうそくさい)

意味:病気もなく、健康な人よりも一つくらい持病がある方が健康に気を使うのでかえって長生きすること。

語源:「一病息災」は元々、「無病息災(むびょうそくさい)」という言葉をもじったもので、「無病息災」とは「健康で元気なさま」という意味です。
「一病(一つの病気)」と「無病(病気をしていない)」では意味が違いますが、「病気もせず元気だ」という話を「一つだけ病気を持っている方が元気だ」という風に置き換えたのですね。
「病気と言っても日常生活を送ることが困難なわけではなく、ちょっと気を使えば悪くなることはない。だから、無病よりかは、健康に気を使うので意外と長生きするもんだ」という考えからこの「一病息災」ができたのです。
「息災」は「病気をしないで、元気なこと」という意味があります。
何故、「息」と「災」なのかというと「息災」での「息」という言葉は「命」と考えられます。

参考記事:「一病息災」とはどんな格言?意味や語源、使い方の例文で正しく使おう!

 

一部始終(いちぶしじゅう)

意味:物事の成り行きの初めから終わりまでのこと。

語源:元々、「一部始終」は「書物の初めから終わりまで」を指している言葉です。
「一部始終」の「一部」とは全体の中の「ある部分」を指すのではなく、「書物や新聞などの一つのまとまったもの、一揃い。また、書物一冊」を表しています。
「始終」は「事の成り行きの、始めから終わりまでの全部」のことを言います。

参考記事:「一部始終」の意味や語源とは?誤用注意の使い方と例文をご紹介!

 

一望千里(いちぼうせんり)

意味:広々として見晴らしが良いこと。

語源:「一望」は「広い景色を見渡す」、「千里」は「極めて遠いところ」という意味です。

日本では、古代より条里制と呼ばれる方法で土地を区画していました。
約109メートル(60歩分)の正方形を「一町」と呼び、一町四方を基本単位として「坪」と呼んでいました。これをもとに、現在でも土地の数え方で利用されています。この「坪」を6×6に並べたものを「里」と呼びました。
一里がおよそ4キロメートルですので、「千里」とは4000キロメートルにも及ぶとても長い距離だということがわかります。

参考記事:「一望千里」の意味とは?英語や類義語表現、使い方の例文をご紹介!

 

一木一草(いちぼくいっそう)

意味:そこにあるすべてのもの。またわずかなもの。

語源:「一木」は「一本の木」を表し、「一草」は「一本の草」を表しています。つまり「一木一草」は「一本の木と一本の草」が直訳となるわけです。

元々「一木一草」は、日本の寺や城に代表される和風庭園を指して表現された言葉で、世話の行き届いた一本一本の木や草を指し、「そこにあるすべてのもの、わずかなもの」と表現されています。

参考記事:「一木一草」とは?意味と語源、使い方の例文【類義語と英語表現】

 

一網打尽(いちもうだじん)

意味:一度打った網で、そこにいる魚を全部とらえる。

語源:「一網打尽」は中国の書物「宋史(そうし)」からの言葉で、内容は以下の通りです。
元々は「一度の網で多くの魚を捕らえる」という意味だったのですが、当時の検察官だった王拱辰(おうきょうしん)さんという人が公金を不正に使ったと思われる政府高官(内閣官房副長官などのこと)の一族を極秘に調査して、一斉に逮捕したことがありました。
その時に王拱辰が「吾、一網打尽せり」と叫んだことから敵を一気に攻め落とすことを「一網打尽」と言うようになりました。
※「宋史」とは、中国の宋の時代のことを書いた歴史書で南宋の滅亡後、宋朝歴代皇帝の国の歴史や実録などを基礎として、他の資料も取り入れて1345年に完成したもののことです。

参考記事:「一網打尽」の意味や語源をわかりやすく解説!使い方の例文を5つご紹介

 

一目瞭然(いちもくりょうぜん)

意味:ひと目見ただけで、はっきりとわかるさま。

語源:まず「一目」は「ちょっと見ること」という意味があります。「一目」は「ひとめ」とも読むことがあります。
次に「瞭然」は「ハッキリしていて、疑いのないさま」という意味で「瞭然としている」「瞭然たる~」と使用されます。
「一目瞭然」は「ちょっとだけ見ても、はっきりして疑いがない」ということになります。

参考記事:「一目瞭然」の漢字の意味や語源!使い方を例文でわかりやすくご紹介!

 

一問一答(いちもんいっとう)

意味:一つの質問に対して、一つの回答をすること。

語源:「一問」は「ひとつの問い」という意味で、「一答」は「ひとつの答え」という意味があります。なので、「一問一答」は「ひとつの問いと、ひとつの答え」という意味になります。そのうち、その意味が転じて「問うことと答えることを繰り返す」という意味で使われるようになりました。
また、「一問一答」の語源は、中国の春秋時代の「左丘明(さきゅうめい)」という人物が書いた「春秋左氏伝(しゅんじゅうさしでん)」にあります。「春秋左氏伝」は春秋時代に起きた歴史上の出来事が詳しく書かれたもので、「春秋三伝(しゅんじゅうさんでん)」のうちの一つです。

参考記事:「一問一答」とは?意味や使い方の注意点、例文5つや英語表現!

 

一陽来復(いちようらいふく)

意味:冬が終わって春が訪れること。新年の始まり。悪いことが続いた後に運が向いてくる。

語源:「一陽来復」の語源は、中国の占い書である「易経(えききょう)」の中にあります。「易経」には「陰暦十月に陰気が極まり、十一月の冬至になって陽気が初めて生ずる」といったことが書かれており、これが「一陽来復」の由来となりました。

「易」では「陰」が「冬」を表し、「陽」が「春」を表します。また、「陰暦十一月」に含まれる「冬至」は、1年で最も「陽」が短い日だと言われていました。そのため、「冬至の前の十月に冬が終わり、十一月の冬至になると春が始まる」といった意味で使われるようになりました。

さらに、「陰」が「月」や「夜」などマイナスな印象、「陽」が「太陽」や「朝」などプラスな印象を与える言葉として使われていたため、「悪い事が終わり良い事が訪れる」という意味でも使われるようになりました。

参考記事:「一陽来復」とはどんな意味?語源や使い方の例文、英語&類義語表現をご紹介!

 

一粒万倍(いちりゅうまんばい)

意味:一粒の籾(もみ)が万倍にも実って、稲穂の収穫ができること。

語源:「一粒万倍」は仏教の言葉で、「報恩経(ほうおんぎょう)」が語源となっています。

「報恩経」の中には「世間求利、莫先耕田者、種一万倍」という文があります。

これは、「世間は利益を求めるものだが、それならば田んぼを耕すのが最も良い。一つの種が一万倍の稲穂になるだろう」という意味です。

また、仏教では「少しのものでも粗末にしてはいけない」という解釈もあります。

漢字も二語に分けて紐解いてみましょう。

「一粒」とは「ひとつぶ」とも読めますが、ここでは「(ひとつぶの)米」または「(ひとつぶの)種」を意味しています。

次に「万倍」は「たくさん増える」という意味ですね。

参考記事:「一粒万倍」とは?意味と語源、英語表現と類義語【使い方の例文】

 

一蓮托生(いちれんたくしょう)

意味:結果がどうであろうと、最後まで運命を共にすること。死ぬも生きるも一緒ということ。

語源:仏教の日本でできた宗派のひとつの浄土真宗(じょうどしんしゅう)から出た考えとされていて、「人は死んで極楽浄土(ごくらくじょうど)へ行くと、蓮(はす)の花の中に生まれる」というもので、これはすなわち人間が死んであの世に帰った時、蓮の花の中に帰ってくるということです。そして、その蓮の花の中にはソウルメイト(運命の人)も共に戻ってくるのだということを言っています。ソウルメイトは恋愛の相手だけではありません。親・兄弟・姉妹・親友・恩師など自分にとって最愛の大切な人たちのことを言います。
その人同士が運命を共にして人間界に生まれ、亡くなってからも同じ蓮の花の中に生まれ、あの世で一緒に過ごすということです。

「一蓮」は「ひとつの花の中に」という意味で、蓮の花は「清らかに生きることの象徴」とされた花です。「托生」は「身を他のものにまかせて生きながらえること」という意味で、「一蓮托生」は「ひとつの花の中で、みんなに身を任せて生きる」という意味を持っています。

参考記事:「一蓮托生」の意味や使い方とは?語源や恋愛・夫婦に使う例文をご紹介!

 

一路平安(いちろへいあん)

意味:旅立つ人の道中の無事を祈ること。

語源:「一路」は「旅の道中」、「平安」は「無事で穏やかなこと」という意味です。
中国、清朝中期乾隆帝の時代に書かれた長編小説「紅桜夢」に記載された言葉が由来とされています。

参考記事:「一路平安」とはどんな意味?使い方・英語・類語表現【例文つき】

 

一攫千金(いっかくせんきん)

意味:一つかみで大金を得ること。一つの仕事で巨利を得ること。

由来:もともとは古代中国・春秋戦国時代の終わり頃、秦(しん)の国の公子で「異人(いじん)」という人がいました。異人は趙(ちょう)の国の人質として不遇のな時期を過ごします。
これを救ったのが「呂不韋(りょふい)」という人です。その後、呂不韋が手を尽くし、異人を秦の太子・安国君(あんこくくん)の寵姫の養子にし、世子として擁立します。名も養母にちなみ「子楚(しそ)」と改めます。安国君は王として立ちますが、間もなく逝去し、太子であった子楚が即位し、荘襄王となります。
この時、業績が認められた呂不韋は丞相(じょうしょう)に任じられ政治家として最高位に就きます。この頃の秦では、自分の家に様々な食客を集め、その数が多いほど大物だとされていました。呂不韋もこれに対抗し、三千人の食客を集めます。召使も含めれば、1万人を超えたと言います。
その中の学者に呂不韋が命じて編集させた書に「呂氏春秋(りょししゅんじゅう)」があります。書には、呂不韋の業績を始め天文暦学や音楽理論、農学理論など自然科学的なことも多く記され、今でいう百科事典のような書物です。この書物の出来栄えに、呂不韋は「一字でも減らすか増やすかできた者には千金を与える」と触れ回ったのです。これが「一字千金」の由来となり、「一文字で大金を得る」ことから、今の「一攫千金」へと繋がります。

参考記事:「一攫千金」とは?意味や語源、使い方の例文【英語・類義語】

 

一家団欒(いっかだんらん)

意味:家族が集まり、楽しい時間を過ごすこと。

語源:「一家」とは、「一つの家族」という意味です。「家族」とは、「夫婦を中心とした集団」や「血縁関係のある者同士のまとまり」という意味なので、「夫婦と子供」や「親戚」などを表していることになります。
続く「団欒」とは、「親しい人達が集まって楽しい時間を過ごすこと」という意味です。
ですので、「一家団欒」は「親子や親戚などが集まって楽しい時間を過ごすこと」という意味になりますね。

参考記事:「一家団欒」とは?意味や使い方の例文、英語&類義語をご紹介!

 

一喜一憂(いっきいちゆう)

意味:状況が変わるたびに、喜んだり心配したりして落ち着かないこと。

語源:「一喜」は喜ぶこと、「一憂」は憂うこと(心配すること)です。
「一喜」と「一憂」が一緒に使われることで感情に起伏がある様を表します。

参考記事:「一喜一憂」とは?言葉の意味や英語・類義語・使い方の例文をご紹介

 

一気呵成(いっきかせい)

意味:ひと息に作り上げること。ひと息に成し遂げること。

語源:「一気」は「ひと息」、「呵成」は「寒いときに筆に息を吹きかけて温め、詩文を完成させる」という意味です。
「呵」は「息を吹きかけること」を指します。
漢字からお分かりの通り、元々は一気に文章を書きあげる際に使われていた言葉になります。
そこから転じて、執筆以外の仕事等にも使われるようになりました。

参考記事:「一気呵成」の意味や読み方とは?使い方や英語&類語表現【例文】

 

一騎当千(いっきとうせん)

意味:人並みに外れた能力や技術、経験や才能を持つこと。

語源:「一騎当千」の語源は、中国の「北史」に出てくる「一人当千」という言葉にあります。「一人当千」とは、「一人でも千人と同じくらいの力をもっている」という意味で、「とても強い力や勇気を持っている」ということを表す言葉です。
「一騎当千」は、この言葉を基にして造られたと言われています。

参考記事:「一騎当千」とは?意味や語源、英語・類義語表現【使い方の例文つき】

 

一球入魂(いっきゅうにゅうこん)

意味:一球一球の球(たま)に全力を傾けること。精神を集中して、一球を投ずること。

語源:「一球入魂」は飛田穂洲(とびたすいしゅう)さんという茨城県出身の野球選手が言った言葉です。
飛田さんは野球の指導者でもあり、評論家でもあり「学生野球の父」と呼ばれていました。
野球の試合よりも野球の練習に取り組む姿勢を重視し、一球を大切にして「一球入魂」と言いました。
「一球」は「野球で一球一球集中して球を投げること」、「入魂」は「物事に魂を込める」ということを表しています。
飛田さんは野球を武道に通じるとして「野球道」と捉えました。
野球は教育の一環だと説いたのです。
野球から始まった「一球入魂」は現代では球技全般で使用されています。

参考記事:「一球入魂」とはどんな四字熟語?正しい意味と由来、使い方の例文をご紹介!

 

一挙一動(いっきょいちどう)

意味:ちょっとした動作や振る舞い。ちょっとしたしぐさ。

語源:まず「一挙」ですが、こちらは聞いたことがある方も多いと思います「一挙に(=いっぺんに)」という「物事を一度にやりきること」という意味と「一つの動作・行動」という意味があります。今回では、後者の方に当てはまりますね。
次に「一動」ですが、こちらは見たままの「一つの動き」ですね。
この2語が合わさるわけですが、意味的にもほぼ同じなので強調しているイメージですね。

参考記事:「一挙一動」の意味や使い方を例文でご紹介。英語や類語表現について

 

※こちらの四字熟語は今後も更新して増やしていきますので、定期的にご覧ください。

 

小学生の四字熟語学習にオススメの漢字勉強サイト3選

何事も物事の本質を理解するのには時間はかかりますが、結局は「急がば回れ」の方が近道と言えます。

お子さんの記憶力の定着=知識となれるようになれればと思いますので、じっくり取り組みましょう。

 

四字熟語や漢字などもあり、小学生でも抵抗なく続けられるのがアプリ(タブレット)や動画学習ですね。

アプリ(タブレット)や動画学習サイトのオススメを下記にまとめます。

 

☑オススメ漢字勉強サイト3選

  • スタディサプリ

英語学習で有名なアプリですが、漢字も勉強できます。対象学年が小学4年生からですが、漢字の応用を勉強するにはちょうど良い学年です。スマホで動画講義を見れたりと、スキマ時間を活用できます。タブレットいらずの勉強方法なので、今回の3つの中で一番安いという点がメリットと言えます。

 

  • スマイルゼミ
◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ 【小学生向け通信教育】が誕生!

対象学年は小学1年生からで、専用タブレットとタッチペンによる学習方法。早いうちに四字熟語も学べ、課題クリアごとにゲームができたり、親子のコミュニティもあったりと飽きさせない工夫があります。漢字勉強をさせたいのであればオススメです。私の子も使っていますが、漢字のメダルがたまって難しい漢字もよく覚えています。

 

  • チャレンジタッチ
【進研ゼミ小学講座】

こちらも人気のタブレット学習教材。進研ゼミならでは「赤ペン先生」での添削や1,000冊以上の本を読めたり、勉強っぽさがないところは始めやすい環境が整っています。文字情報よりも動画や音声で学ばせたい方にはオススメです。何より、タブレット代金無料というのは大きなメリットですね。

 

今回は以上となります。

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